Kyoto Shimbun


鳥の目 虫の眼


循環型社会へ
 貴重な資源 回収1日200トン

 フォークリフトがモザイク模様の巨大な四角の物体をトラックに積み込んでいく。近づいてみると、古紙の塊だった。重さは約1.5トンにのぼる。

 京都市南区の製紙原料問屋「木下紙業」には、1日に200トンを超える古紙が持ち込まれる。新聞紙とチラシ、ダンボール、雑誌の3種類に分けてプレス機で圧縮し、国内外の製紙メーカーに出荷する。

 「古紙を使うことで新たに木を切らずに済む。古紙はごみではなく貴重な資源」と木下文貴社長(60)。環境意識の高まりとともに、古紙価格の上昇が、回収量増加の追い風になっている。古紙は再び新しい紙になって暮らしの中に返ってくる。
 (社会報道部 勝 聡子 写真報道部 板東 勇。2008年2月19日掲載)


◇INDEX◇