メニュー
 京都新聞は、観光都市京都のパワーアップを目指して企画「観光・京都おもしろ宣言」をスタートさせました。人々の価値観はいま、物の豊かさから心の豊かさに移りつつあります。京のまちは伝統、歴史、自然環境と、どこを取っても格別な魅力をたたえてきました。京都新聞はそうした魅力に光を当て、京都を元気にする紙面を多彩に展開するとともに、フォーラムやイベントの開催、伝統文化体験の案内など、さまざまな「おもしろ」企画を発信していきます。

ホッといっぷく

 まち歩きの合間に、カフェで一服するのもいい。京都には昔から学生や旦那(だんな)衆に親しまれてきた老舗喫茶店が数多くある。町家を改装したり、老舗和菓子店による和風カフェなど、こだわりの店も増えている。サービスが面白いカフェ4店を訪ねてみた。

足湯カフェ

 三千院や寂光院で知られる左京区大原。一昨年に開湯した大原温泉の湯を引き、民宿の「大原山荘」が昨秋に足湯カフェを開設した。40度の温泉に足をつけながら、コーヒー(700円)やビール(900円)を楽しめる。湯は無色透明だが、炭酸水素イオンの働きで美肌や疲労回復が期待できる。スタッフの木戸誠司さん(34)は「春はサクラも見られます。身も心もいやされますよ」。貸しタオル付き。午前9時半−午後4時半。不定休。左京区大原草生町17 TEL075(744)2227。

デザイン カプチーノ

 昨秋改装オープンした小川珈琲京都三条店で、カップカプチーノ(500円)を注文する時、「何か絵を描いて」と頼んでみよう。コーヒーの専門職バリスタの国際資格を持つ同社の岡田章宏さん(34)が店にいれば、コーヒーの黒色とミルクの白色を生かした、かわいいイラスト入りのデザインカプチーノを出してくれる。「ウサギやヒヨコなど10種類は描けるので気軽に注文を」と岡田さん。午前9時−午後9時(週末は10時)。無休。中京区三条通木屋町角 TEL075(251)7700。

お手紙カフェ

 古本屋の2階にあるカフェ「Coari(コアリ)」。「昔からカフェで手紙を書くのが好きだった」と話す店主の小存かずよさん(40)が、落ち着いて書き物を楽しめる空間を目指し、一昨年オープンした。各テーブルに色鉛筆や消しゴムを置き、切手や手作りのポストカードも売っている。電子メール全盛の今こそ、コーヒー(380円)を片手に「手紙を書く良さを見直しては」と小存さん。午前11時−午後7時。火曜定休。左京区田中東高原町39−2 TEL075(723)1659。

洋裁カフェ

 洋裁教室と一緒になったカフェ「柴洋」。町家を改装し、昨秋にオープンした。1階が玄米や減農薬野菜を使ったメニューを提供するカフェ、2階が洋裁教室になっている。衣食住トータルの生活を提案する店主の柴田美穂子さん(28)は「カバンや服を作った後、みんなでお茶を飲む時間が楽しい」。観光客や初心者向けに2時間程度で小物ができる一日教室も。月−木曜は午前8時−午後6時。金−日曜は午前9時半−午後10時。東山区松原通大和大路東入ル TEL075(525)3070。



[京都新聞 2006年3月31日掲載]