2008年6月に神奈川県葉山で行われた第18回全日本A級ディンギー選手権で、同志社大体育会ヨット部OBの「鯨会 A級保存会」が優勝を飾りました。同会からの報告を写真とともに紹介します。 A級ディンギーというヨットは、昭和初期に登場、1970年代に「470(ヨンナナマル)級」に代わるまで、学生ヨットの競技艇として、半世紀近い歴史を誇っていました。一時、衰退しましたが、現在は、再び各大学のOB連ら愛好者が増えています。 今年の全日本選手権には、過去最多の61艇が出場しました。同志社大OBグループは平均年齢66歳でしたが、「いったん、舵を持つと、闘争心が蘇った」といいます。鯨会の前会長である西村知明氏(京都市右京区在住)も会場入りしました。西村氏は、現役時代にインカレ3連覇。このホームページの「西村さんのボート旅」の主人公です。 レース第1日は、葉山には珍しい微風。琵琶湖に慣れている同志社クルーには有利でした。予定の4レースはできず、2レースでしたが、東・井上組が10位、5位でフィッシュ、総合5位の初日スタートとなりました。
第2日は天候悪化。奥村(昭和44年卒)・東のペアで出場。3レースが行われ、4位、12位、8位でした。この日、3レースとも1位だった九州大は、第1日の第1レース42位を挽回できず、同志社大の逃げ切り優勝が決まりました。5レース中、1位はありませんでしたが、平均した順位をキープ、メンタル面、技術面の確かさを証明しました。
クラシックな艇のA級ディンギーですが、最近はイタリア製のFRP艇が増えています。同志社大は、伝統的な国産木造艇を、往年の名選手が操る“こだわり”を持っています。来年の大会は横浜で開かれますが、ディフェンディング・チャンピオンらしい戦いが今から期待されます。 |