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ヴィッツレーサー北川晃 関西第3戦は3位

■追突を受け、後退

 5月1日、ヴィッツレース関東シリーズ第1戦が終了しました。71台中8位スタート。2つコーナーを過ぎた辺りで、6位に浮上しましたが、次の瞬間、コーナリング途中で強烈に左後ろを追突され、最後尾に転落。その時点でマシンにトラブルをかかえ、結果29位となりました。

 雨中のレースは得意としていただけに、自信はありました。結局は不完全燃焼のレースとなり、悔しい結果です。次戦の関西シリーズ第1戦、岡山に気持ちを切り替えて挑みたいと思います。

 今シーズンは、東日本大震災の影響で、レース日程が不安定のままレースが始まりました。一応の予定は以下の通りです。

【関西シリーズ】

4月10日第1戦 鈴鹿サーキット(西コース) ※中止になり振り替え日程未定。
5月29日第2戦 岡山国際サーキット
7月9日・10日第3戦 鈴鹿サーキット
8月27日~28日第4戦 岡山国際サーキット

【関東シリーズ】

4月30日~5月1日第1戦 富士スピードウェイ
7月16日~17日第2戦 富士スピードウェイ
9月3日~4日第3戦 富士スピードウェイ
10月2日第4戦 富士スピードウェイ

関西第3戦は3位

 2011年3月に起こった関東大震災の影響で「関西シリーズ第1戦・鈴鹿」が延期開催となり、今回の「関東シリーズ第1戦・富士」が2011ネッツカップヴィッツレースの幕開けとなった。2000年に幕を開けたヴィッツレースも12年目を迎え、NCP91型も今年で最後のシリーズ。そのため、そうそうたるメンバーがチャンピオン獲得に挑んでくる。開幕戦は国内最高峰レース「スーパーGT」との同時開催ということもあり、71台ものエントリーがあった。

 私は昨年同様、京都のネッツトヨタヤサカ「ヤサカレーシングチーム」よりネッツカップヴィッツレースに参戦する。昨年との大きな違いはタイヤメーカーを「クムホタイヤ」へとチェンジ。ワンメイクレースではタイヤの性能が大きく左右されるため、昨年の関西シリーズを制した「クムホタイヤ」だけに期待感が高まる。

関西第3戦は3位

■土曜日予選(15分間)

 予選台数が71台と多数なため、A・Bグループに分けられた。今回の予選は、エントリーリストを見るだけで、ざっと15台は優勝候補という激戦。年末の日本一決定戦を再現しているようだ。

am11:10。Aグループ予選が始まる。まず、最初にトップタイムを出したのが富士を得意とする#108峯幸弘。2位以下に0.5秒以上つける大差でポールポジション獲得。2位には#62デパマン石渡、3位に#363田ヶ原章蔵と続いた。

 am11:40。Bグループ予選が始まる頃、激しく風が吹き始めた。ストレートが長い富士スピードウェイでは、タイムに大きく影響する。私は、1周目にアタックすると決め、いざ予選開始。アタック中の最終コーナーで、前方の2台がスローダウンし、少しタイムロスしたもののその周のトップタイムをマーク。その後、ピットに戻り様子を見る。後半に#82茂古沼がトップタイムを塗り替え、2位~4位は0.06秒差と僅差で#362水谷、#520森井、私はBグループの4番手という結果になった。

■日曜日決勝(8Laps)

関西第3戦は3位

 am9:55。前日の天候とは打って変わり、雨のレースとなった。私は総合8番手からのスタート。上位陣は経験豊富なドライバーが並び、ハイレベルなウェットレースが予想される。

 各車、十分にタイヤを暖めグリッドに並ぶ。グリーンフラッグが振られ、レッドシグナルが点灯……スタート!!! 各車いっせいに1コーナーへ飛び込む。コカコーラ・コーナーで3番手スタートの#62デパマン石渡選手がバランスを崩し、その隙に6番手に浮上。そしてヘアピンコーナーへ。イン側のミラーを見ると、他車との接触だろうか。角度が変わり後方が見えず、やむなく目視をしながら、車幅をあけコーナリングをする。すると、急に後ろから「ズドンッ」。接触し、マシンはコースアウト、エンジン停止。どうやら3台並んだままコーナーに進入し、2台が接触してしまったようだ。これで最後尾まで順位を落とす。

 最後尾から復帰したが、接触の影響でハンドルがまっすぐではなく、右・左のバランスが変わっていた。その後も追い上げる。しかし、マシンの影響もあり29位で初戦を終えた。

北川選手のコメント
 予選8番手スタートから十分に上位を狙えたと思いますが、レース序盤でアクシデントに巻き込まれ、本領発揮できずに終えたのが本当に残念で悔しい。気持ちを切り替えて、関西シリーズ岡山に挑みます。

■関西第2戦は36台中、8位

 5月29日(予選・決勝)、岡山国際サーキットで行い、北川晃 #16(AスキャナーNヤサカSRFクムホVitz)は、予選12位、決勝8位(36台エントリー中)だった。

 第1戦(鈴鹿)ラウンドは東日本大震災の影響で延期開催となり、今回が実質、関西の初戦となった。季節はずれの台風上陸により、予選から大雨が降り続け、コンディションはいつになくヘビーウェットのレースとなった。マシンをコース上に留めることだけでも難しいレースで、ペースが上がらなかった。北川は「良い経験になった。ただ、結果に結びついていないので残念です。次戦の鈴鹿サーキットで結果を残したい」。

北川選手のコメント
 今年も昨年同様、ヤサカレーシングより関西シリーズに参戦する。2010年はシリーズランキング2位を獲得出来たこともあり、「今年こそチャンピオン!」という目標で挑む。引き続き、ご声援のほど、よろしくお願い申しあげます。

■関西シリーズ第3戦は3位

 関西シリーズ第3戦は、鈴鹿サーキットで7月9日に予選、10日に決勝を行いました。今季シリーズ、やや不本意なスタートとなった北川晃(#16[AスキャナーNヤサカSRFクムホVitz])だが、予選4位 決勝3位 (46台エントリー中)と健闘、エンジンがかかってきた。レースのレポートは以下の通り。

土曜日予選(20分間)

 午後3時5分。 灼熱の太陽は容赦なくサーキットを照りつけ、路面温度をぐんぐんと上げる。マシン・タイヤ、そしてドライバーにも厳しくなる条件の中、20分間の予選がスタートする。グリーンフラッグと共に各車コースイン。数台はこの暑さのためか、ピット上で様子を見る。私も作戦通りにピット上でしばし待機。しばらくしてコースに入る。その様子を見てか、他のマシンも後ろに続き、続々とコースイン。

 流石にこの季節ともなれば、タイヤの温まりも早く、1周目からタイムアタックし、その周の(2)番手タイムとなる。すぐさま、ピットに戻り他車の予選の状況を見守る。その後、僅差ながら順位を下げ(4)番手に後退。(3)位~(9)位グリッドまで、わずか0.2に7台がひしめく混戦予選となった。

日曜日決勝(7Laps)

 午前8時半。 前日の予選よりも時より雲が影をつくる空模様。相変わらず気温は高く、各ドライバーの体力・集中力を奪っていく。全車45台ものヴィッツがグリッドに並び、レッドシグナル が点灯・・・・・エンジン音が高鳴りスタート!

 私は無難なスタートで前車について行くも、後方2台のマシンがロケットスタートを決め、(6)番手に後退。しかし、すぐさまS字コーナーでサイド・バイ・サイドのバトルの末、(5)位浮上。続くシケインでアウト側から(4)位に戻る。1周目は集団のまま(4)位で通過。

 2周目のシケインのブレーキングで勝負し(3)位浮上。ここから、トップ3台のバトルが始まる。トップを走るマシンよりも私のラップタイムが良く、幾度となく攻め続ける展開。そして、残り2周。(2)番手の#神谷選手がシケインをアウト側から並びかけ、ブレーキングで勝負する。接触ギリギリの末、少しバランスを崩し、トップ2台がペースダウン。しかし最終ラップの最終コーナーまで変わらない順位で(3)位チェッカーをうけた。

 今回の(3)位で関西シリーズポイントランキングも(4)位へと浮上した。

北川選手のコメント
 前2戦では、なかなか波に乗れず結果に繋がらなかったので、今回の鈴鹿レースでは上位でゴールすることに集中した。レース中は思ったよりも気温が高く、マシン・タイヤを気遣いトップを狙ったが、抜くまでに至らなかった。3位になれたことは嬉しく思うが、この結果に満足せず、残りのレースも結果を出したいです。ご協力して頂いた皆様、ありがとうございます。引き続きよろしくお願い申しあげます。

関西第3戦は3位

関西第3戦は3位

関西第3戦は3位