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昭和26年、サッカーのスエーデンチーム来日のプログラムを発見

■京都のスポーツファンが大切に保存

プログラムを保存していた高橋さん
プログラムを保存していた高橋さん

 1951年(昭和26年)は、サンフランシスコ平和条約が調印され、民間ラジオ放送が始まった年だ。この年11月に、スウェーデンの強豪サッカークラブ、「ヘルシングボーリュ」が初来日、11月23日に京都市の西京極競技場で、11月25日に西宮球技場で日本チームと対戦した。そのときのプログラムを、京都市上京区の高橋孝三さん(昭和8年生まれ、元西陣織工業組合専務理事)が大切に保存していた。「京都でのゲームを見た」という高橋さんに、2009年5月、そのプログラムを見せてもらった。

プログラムの表紙
左:プログラムの表紙 右:内容の一部


 プログラムは、B5判の24ページ。表紙は、サッカーのイラスト。1ページから順に内容を見てみよう。

 プログラムの内容から日本とスェーデンのサッカーのエピソードを紹介する。

 1936年のベルリン五輪の1回戦で対戦、優勝候補のスウェーデンが前半、2点リード。しかし、五輪初出場の日本は、後半に3点を奪い、奇跡的な逆転勝利をつかんだ。この試合は、今も、日本サッカーの伝説的な話として有名。

 ヘルシングボーリュ来日の2年前に、湯川博士がノーベル賞授与式でスウェーデンを訪れたとき、記者から、日本サッカーの質問を受けたことも、このプログラムで紹介されている。

 来日したスウェーデン選手団は、トルステン・テグナー団長(スポーツ新聞社長)、ヘンリー・クルンホルム氏ら、総勢21人。

日本選手団は以下の通り。

▽総監督

竹越重丸

▽コーチ(兼選手)

二宮洋一、川本泰三

▽GK

津田幸男、中垣内勝久、渡部英麿

▽FB

田村恵、岡田英夫、南木栄久、山形完、

▽HB

有馬洪、宮田孝治、杉本茂雄、松永信夫、加藤信幸、阿江完、高田正直、岡村啓、鈴木吉明、山田勝美

▽FW

和田津苗、岩谷俊夫、鹿井光雄、加納孝、鴇田正憲、賀川太郎、大埜正雄、柴田吉幸、瀬戸三郎、工藤裕、長沼健、木村正年、木村現、