京都新聞社TOP

春に輝け 高校選抜大会の京滋勢 (2)

バドミントン男子 桂 初の大舞台に闘志

短時間に集中して練習する男子のバドミントン部員ら(京都市西京区・桂高)
短時間に集中して練習する男子のバドミントン
部員ら(京都市西京区・桂高)

 念願の団体の全国大会初出場を果たした。選抜大会がなかった40数年前に府新人大会で優勝したことがあったが、近年は団体に出場できないなど部員不足に泣いてきた。2003年、府バドミントン協会理事長も務める小島博幸総監督の期待を背に三橋利彦監督が西乙訓高から就任、かつての有力チームを復活させた。

 洛水高などを指導して多くの全国大会出場を誇る三橋監督は、前任校でも行っていた短時間で集中する練習を導入、チームを一気にレベルアップさせた。「選抜で勢いをつけ桂の時代をつくりたい」と意気込む。

 04年から府内の有望な中学生を定期的に同高に招き指導を始めた。主将の徳田文太(2年)は宇治市、エースの嵯峨根和正(2年)は舞鶴市出身だ。嵯峨根は昨夏、先輩と組んだダブルスでインターハイに出場し、昨秋には徳田ともダブルスを組み全日本ジュニアなどの全国大会を経験した。

 飛躍を生んだ集中練習では、放課後の練習を週3度に限定して勉強を優先。代わりに毎朝、始業前に1時間欠かさず練習する。「生活リズムが安定し集中力も上がる」(三橋監督)。補欠、下級生、男女も関係なく全員がいかに多い回数、楽しくシャトルを打つかを重視する方針も、チーム力を上げたポイントだ。

 ダブルスは実力のある徳田と嵯峨根を分けた2組で臨む。フットワークとスマッシュに優れる嵯峨根は前に出てリターンを止める竹ノ下将圭(2年)と、徳田は宇佐美脩祐(2年)と組む。シングルスは北出大貴(2年)か佐々木泰平(1年)が出場し、ここで3試合先取して勝てないときは、嵯峨根、徳田が順にシングルスで勝負をかける。12月の近畿団体選手権では5位の好成績で手応えをつかんだ。

 目標は予選リーグ突破。徳田は「全国経験のあるぼくと嵯峨根でチームを引っ張る」、嵯峨根も「インターハイで躍進するためにも選抜で勝って力をつけたい」と闘志を燃やす。会場は札幌市。25日の開会式で予選リーグの組み合わせが決まる。