京都新聞社TOP

春に輝け 高校選抜大会の京滋勢(3)

柔道男女 京都学園 精神的強さも鍛え

激しい練習を重ねる柔道部員たち(京都市右京区・京都学園高)
激しい練習を重ねる柔道部員たち
(京都市右京区・京都学園高)

 2年連続の男女出場。近畿高校新人大会(2月3、4日・亀岡運動公園体育館)でも全国クラスの強豪を抑え、京都勢として初の男女優勝と勢いに乗る。

 男子は府予選決勝でライバルの京都共栄を2人残しで倒し、5年連続14度目の全国大会出場。インターハイ90キロ級3位の高木悠祐、1月の近畿高校体重別100キロ超級優勝の津田賢一主将(ともに新3年)が2枚看板だ。高木はセンスがよく大内刈りが武器で、津田は180センチ、115キロの重い腰で簡単には体勢が崩れない。山田千歳監督も「大事な試合できっちり仕事ができるようになってきた」と信頼を寄せる。

 伸び盛りの新2年が団体戦の戦力に成長し、接戦続きの近畿新人大会制覇の原動力になった。全国では4年前の8強が最高だが、津田主将は「全国優勝しか考えない」と気合を込める。

 女子は府予選決勝で立命館宇治に2-0で快勝。個人戦から体重別団体戦に変更された昨年の全国大会は初戦で敗退した。70キロ級の浅井仁美、昨年の全日本ジュニア体重別選手権63キロ級ベスト8の加茂田絵夢(ともに新3年)が主力。部員9人は乱取り中心に高いレベルでの競争を続ける。

 近畿新人大会は、監督も選手も驚く結果だった。準決勝は大阪工大高(大阪)に2-1で競り勝ち、決勝で優勝候補の東大阪大敬愛(大阪)に1-1ながら内容勝ち。浅井主将は「練習試合でボロボロに負けた相手。すごく自信になった」と振り返る。

 男女合同で今年1月から取り組むのがイメージトレーニング。有名選手の成功例や言葉、聖書の文言などを集めたテープに毎日10分、監督と一緒に耳を傾けている。自ら洗濯をするようになるなど、精神的な落ち着きがみられるという。

 21日の大会で、男子は2回戦から登場。順当に勝ち進めば準々決勝で強豪の東京都代表・修徳とぶつかりそう。女子は1回戦が小城(佐賀)。昨夏のインターハイ優勝校・小杉(富山)と同じハイレベルなゾーンに入った。女子の浅井主将は「まず初戦突破だけど、本当の目標はベスト8。雰囲気はいい」と自信を見せる。