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2007年の各競技の主な結果と読み物

▽柔道
女子準決勝 京都学園 2―0 宮崎日大
同決勝 埼玉栄 1―0 京都学園
男子準々決勝 修徳 一人残し 京都学園

■闘志前面 心底楽しんだ 柔道の京都学園

 柔道女子で京都学園が決勝まで一気に上り詰めた。男子も準々決勝に進出し、出場校中唯一、男女そろってベスト8以上という大活躍だった。

 女子は最大の関門と見られた3回戦で昨夏のインターハイ優勝の小杉(富山)と対戦。闘争心を前面に出して、全力で挑み2-1で乗り切った。以降も全国の強豪に連勝。決勝は埼玉栄に0-1で敗れたが、普段、女子の指導も担当する男子の山田千歳監督は「みんな心の底から柔道を楽しんでいるように見えた。伸び伸びと力を出し切ってくれた」と目を見張った。

 冬場から強豪校に出げいこを重ねて力をつけた。さらに、昨年滋賀代表で国体に出場した女子の大伴美代子監督も相手となって激しい練習を重ね、2月の近畿新人大会で男女ペア優勝を果たし自信をつかんだ。京都学園中も近年は府内で連勝を続けており、現在の部員も大半が同中出身者だ。一貫指導で鍛えた選手が快進撃を生んだ。

 5年連続出場した男子も過去最高タイの成績。強豪の修徳(東京)との準々決勝は、序盤で一人が試合中の負傷で棄権。続くエース高木も終了間際の指導で予想外の敗退を喫した。主将の津田が取り返したが、最後は一人残しで敗れた。山田監督は「関東勢とも十分に戦えるメンバーだった。女子の大活躍を刺激に夏のインターハイにこの悔しさをぶつけたい」と話した。

▽バレーボール
男子3回戦 鎮西学院 2―0 洛南

■追い上げ一歩及ばず

 ○…バレーボール男子の洛南は初出場の鎮西学院に惜敗し8強入りを逃した。第1セットは全員バレーでたたみ掛ける相手に好機を見いだせなかった。第2セットはエースの塩田と、センター西又を絡めた攻撃で仕掛け、中盤に相手のミスから追い上げたが、あと一歩及ばなかった。新野監督は「点を取れる場面や取りたい場面で点に結び付けられなかった。初出場のチームだがレベルの高さは警戒していた。思っていた以上のチームだった」と振り返った。インターハイに向け、同監督は「力不足は否めなかった。もう少し力を付けなければ」と見据えた。

▽ボクシングフェザー級
準決勝 江藤(宜野湾) 判定 中山(莵道)

■手数の差で惜敗

 ボクシングのフェザー級準決勝で中山が判定負けし、惜しくも決勝進出を逃した。対戦した江藤は九州王者。第3、第4ラウンドに積極的に打ち込み反撃に転じたが、長いリーチを生かしたジャブで小刻みに加点され相手との点差を詰められなかった。

 中山は「思った通りの展開で戦えたが手数の分がそのままポイント差になった。(芦谷)先生とチャンプを取る約束をしたのに申し訳ない」と悔しがった。芦谷監督は「ジャブのダメージはなかったと思う。強豪ひしめくフェザー級で今回は行ける気がしたが…」と残念そうだった。

 部員は中山を含めてたった2人。入学直後からチャンピオンを目指してボクシングに励んだ。1週間ごとに練習テーマを決め、校舎の渡り廊下でイメージトレーニングを中心とした基本練習を繰り返した。土、日曜に全国各地の大学、高校に足を運んでスパーリングなどの実践練習を積んできた。 「精いっぱい戦った。次につながる」と芦谷監督。中山は「もっと走り込みと体力をつけてパンチ力に磨きをかけたい」と最後の夏となるインターハイでの雪辱を誓った。

▽フェンシング女子団体
女子準決勝 同志社女 5―3 富山西
同決勝 埼玉栄 5―2 同志社女

■「夏につなげたい」

 ○…フェンシング女子団体で初の準優勝を果たした同志社女。初進出の決勝では立ち上がりに流れをつかめず敗れたが、志野主将は「全員で勝ち上がっての準優勝。うれしい」と喜んだ。

 決勝は一巡目で3人そろってポイントを奪えず、勢いに乗れなかった。相手の埼玉栄とは前日の予選でも対戦し4-5と競り合っただけに、吉田監督は「決勝は何とか勝ちたかった」と残念がる。

 準々決勝で和歌山北に5-4、準決勝で富山西に5-3と、接戦を粘り強く勝ち抜く戦いが光った。インターハイに向けて志野は「序盤に勢いづいて試合を組み立てることが必要。今まで以上に練習して夏につなげたい」と、昨年の3位以上を目指して一層の飛躍を誓った。

▽重量挙げ
男子77キロ級 (1)関野 祐太(加悦谷) 246キロ
男子85キロ級 (1)大村 祐之(加悦谷) 253キロ
女子58キロ級 (1)木下ちひろ(鳥羽) 151キロ
男子105キロ級 (1)前田 拓哉(加悦谷) 259キロ

■夏V4へ好発進

 ○…重量挙げ男子の加悦谷勢が2階級制覇を飾った。77キロ級を制した関野はスナッチでついた首位との2キロ差をジャークで逆転し、85キロ級で優勝した大村主将は2位とトータルで25キロの大差をつけて快勝した。ただ、2人ともスナッチの自己ベスト更新に挑戦し、惜しくも失敗する課題が残った。

 今夏のインターハイで史上初の団体4連覇を目標に掲げているだけに、川畑監督は「2人は中心選手。夏に向けて脚力をもっと鍛えていきたい」と見据えた。関野は「体調が良くない中で勝てたのは収穫。もっと筋力と精神面を鍛えたい」、大村は「インターハイに向けてダントツで勝ちたかった。さらに体重を増やしてレベルを上げ、チームを引っ張りたい」と頼もしかった。

■「冷静に戦えた」

 ○…重量挙げ女子58キロ級で初優勝した木下はスナッチで2キロ、ジャークで1キロの自己ベストを更新し、2位と6キロ差で競り勝った。木下は「落ち着いて冷静に戦えた。優勝できてうれしい」と喜び、村山監督は「安定した戦いぶりだった」と振り返った。中学時代はバレーボール部だった。瞬発力などの高い運動能力を見込まれて高校から重量挙げを始めた。木下は「まだ足腰が弱い。スクワットで脚力をつけ、さらに自己ベストを更新したい」と今夏の全国高校選手権と合わせた2冠制覇をにらむ。村山監督は「技術はいいものを持っている。地力をつけて優勝を狙う」と語った。

▽空手男子組手個人
荒賀 龍太郎(京都外大西

■本領発揮3冠達成 荒賀

 空手の男子組手個人で荒賀が優勝。昨年のインターハイ、国体に続く高校3冠を達成した。新2年生の大器は「大きなプレッシャーの中で勝てたのはうれしい」と声を弾ませた。2回戦から登場。前日は勝ちを意識して動きが硬く、スケールの小さい組手だったが、この日は常に先手を取る積極的な戦いが光った。

 3回戦から優勝までの4試合をけりで崩し、上段と中段の突きをたたみ掛ける本来の動きで相手に試合をさせなかった。荒賀は「自分から前へ出ることを心がけた」、尾之上監督は「最後は精神面の強さが出た」と振り返った。

 インターハイも期待される。尾之上監督は「状況に惑わされず自分のスタイルを貫けるかも大切」と話し荒賀は「まだ足が動かなかったり、反応が遅い場面があった。もっと練習していきたい」と意気込んだ。

▽ハンドボール
女子準々決勝 洛北 23―18 四天王寺
同準決勝 洛北 35―8 横浜南陵
同決勝 洛北 39―21 文化女大杉並
男子準々決勝 藤代紫水 33―31 洛北

■全員攻撃で後半逆転

 ○…ハンドボールで男女そろって準々決勝に進出した洛北。女子は後半に逆転して2年連続の準決勝進出を決めた。前半は四天王寺(大阪)と激しいシュートの打ち合いになったが、後半は中盤を制した洛北が主導権を握った。今年のチームは昨年のような飛び抜けたポイントゲッターは不在だが、その分、堅守と全員攻撃で補っている。楠本監督は「力は相手の方が上だと思っていた。うまく自分たちのペースに持ち込めた」と喜ぶ。準決勝は横浜南陵(神奈川)と対戦する。楠本監督は「全力を尽くすだけ」と意気込む。

 一方、初のベスト4入りを狙った男子は、前回優勝の藤代紫水(茨城)に競り負けた。走力を生かして攻める相手に堅守からの速攻で応戦したが、終盤に走り負けてあと一歩及ばなかった。佐久間監督は「スピードアップと体力強化で巻き返したい」と、夏のインターハイを見据えた。

■堅守速攻で流れつかむ 洛北

準決勝の対横浜南陵戦で開始早々に洛北の乾(中央)が先制シュートを決める(徳島市立体育館)
準決勝の対横浜南陵戦で開始早々に洛北の乾(中央)が先制シュートを決める(徳島市立体育館)

 堅い守りで流れをつかんだ。横浜南陵の攻撃の起点となるポスト兵頭を徹底的にマークした。これで外から強引にシュートを打つしかなくなった南陵の攻撃パターンを読み切り、インターセプトやGK坂元の好セーブから速攻をかけて大差をつけた。

 持ち味の堅守が機能すると攻撃もさえる。序盤は172センチの乾が中央突破し、南陵守備の頭上から強烈なシュートを決めた。チーム最多の9得点にも「もっと良いプレーができるはず」と1年生エースは控えめだが、マークを引きつけて左サイド田辺らの得点を演出するなど、相手に的を絞らせないプレーも光った。

 今年は飛び抜けた選手がいない分、伝統の堅守速攻をひたむきに実践している。チームは一戦ごとに安定感を増してきた。だが昨年の決勝は序盤にリズムを崩して高岡向陵(富山)に完敗した苦い経験があるだけに、主将のセンター島岡は「上り調子だけど油断は禁物だ」。9年ぶり2度目の優勝まであと1勝。乾は「ポストプレーで崩したい」と決勝を見据えた。

■攻撃的守り 洛北頂点 9年ぶり2度目 速攻重ね 序盤から圧倒

ハンドボール女子決勝・洛北―文化女大杉並 前半、洛北の乾(右から2人目)が相手守備をかわしてシュートを決める(徳島市立体育館)
ハンドボール女子決勝・洛北―文化女大杉並
前半、洛北の乾(右から2人目)が相手守備をかわして
シュートを決める(徳島市立体育館)
優勝を喜ぶ洛北の選手たち
優勝を喜ぶ洛北の選手たち

 立ち上がりから終始、洛北のペースが崩れなかった。原動力となったのは、素早く攻撃に移るための「攻撃的な守り」(楠本監督)。乾、塩見、田辺と身長170センチを超す選手が3人そろったディフェンスを、文化女大杉並がなかなか破れない。ボールを回すところを素早くインターセプトして奪うと、自陣に戻る相手選手の前に一気に飛び出してゴールを決めた。

 大会を通じて光った堅守速攻の戦法を、楠本監督は「相手ボールの時から攻撃の意識を持って守れば、相手より少しでも速く動ける」と説明する。守備で、攻撃で、その戦い方を支えたのは鍛え抜かれた走力だ。1日3、4時間の練習中は常に走り続けてきた。

 攻撃では2年生の高山が大活躍した。攻撃時だけコートに入り、持ち前の巧みなステップで相手守備をかわし、チーム最多の9得点を挙げた。高山は「持ち味は出せた」と笑顔を見せ、楠本監督も「合格点」と褒める。長身の乾や田辺も速攻で飛び出し、GKとの1対1で冷静に得点を重ねた。

 昨年のインターハイで2連覇を果たすなど、近年の洛北の活躍は、ハンドボールが盛んで、小学生の全国大会会場でもある京田辺市で小学生時代から鍛えられた選手の存在が大きい。今年も6人が部に在籍。加えて、奈良の強豪・上中の出身者が5人おり、乾と竹中は上中時代に全国中学大会で準優勝の経験がある。実績のある選手がさらに大きく育ってチームを引っ張っている。

 今年の最大目標はインターハイ3連覇だ。今年のチームは突出した選手がいない分、「試合で個性が出せるように選手個々の能力を上げたい。新入生も来るので、選手間の信頼を高めて一丸になりたい」と主将の島岡が力を込める。その目標に向けて、選抜大会の優勝は一つの通過点だ。優勝が決まっても、選手たちは淡々とした表情を崩さなかった。

<洛北選手ひとこと>

洛北のメンバー

洛北女子の全国優勝

洛北・楠本繁生監督の話

 ここまで来られると思ってなかったが、選手は一戦ごとに力を付けた。今年はシードの4校が準決勝までに姿を消すなど、うちにとって幸運な面もあった。インターハイに向けて選手個々のレベルを上げたい。今日、登り詰めた山を下り、次の山に挑戦する。

▽剣道
女子準々決勝 中京 1―0 日吉ヶ丘

■わずかな差で敗れる

 ○…剣道女子団体で日吉ケ丘は準々決勝で敗れ、惜しくもベスト4入りを逃した。相手の中京は練習試合などで何度も顔を合わせ、「1度も勝ったことがない」(川崎監督)。先鋒(せんぽう)近藤が互いに1本ずつを取り合った3本目にコテを奪われて先勝された。その後、次鋒から大将までの4戦はいずれも引き分け、わずかの差で惜敗した。

 部員は団体戦に出場できるぎりぎりの5人だけ。川崎監督は「中学時代に全国大会の出場経験はない選手ばかり。でもチームワークでまとまればここまで勝てることを証明できた」とねぎらった。

 近藤は、決勝トーナメント1回戦で代表戦で勝ち初のベスト8入りを決めた立役者だった。大会で10人選ばれる優秀選手賞に選出され、「最後は自分のせいで負けた。夏は弱気にならず、大事な試合を絶対に勝ちたい」と決意をにじませた。

▽レスリング
55キロ級決勝 田中(八幡) 2―0 若林(日大文理大付属)
60キロ級決勝 石田(立命館宇治) 2―0 大町(仙台育英)
74キロ級決勝 高谷(網野) 2―0 葈沢(光星学院)

■見せつけた抜群の強さ レスリング京都勢

 レスリングで京都勢が3階級を制覇した。55キロ級田中、60キロ級石田、74キロ級高谷。いずれも前日の2回戦から登場し、抜群の強さで頂点に立った。 田中は片足タックルから攻め抜いた。失ったポイントは5試合でわずか2。堅実な試合運びだった。昨年はインターハイが3位、国体が2位とあと一歩のところで涙をのんだだけに「選抜大会は絶対に優勝しようと思っていた」。浅井監督は「体力がつきレベルも上がった。攻めさせなかった」。インターハイ、国体との「高校3冠」を視野に入れた田中は「新しい技術を身につけて攻撃の幅を広げたい」と意気込んだ。

 石田は2、3回戦をテクニカルフォール、フォール勝ち。その後3試合も鋭いタックルで高校初タイトルを獲得した。「思った通りのレスリングができた」。これまで精神面の弱さから受けに回る課題を克服し、鈴木監督は「不安はなかった。安定した戦いぶりだった」と成長ぶりを褒めた。

 高谷は昨春の66キロ級から1階級上げ、選抜大会での2階級制覇を達成した。直前練習で右足首をねんざしたが、痛み止めの注射をうって大会に臨んだ。準決勝まで4試合は1分以内にフォールを奪う完勝。決勝も危なげなく判定勝ちした。吉岡監督は「右足をさらわれたら棄権も考えた。試合時間と痛み止めの効き具合、進行を気にして戦っていたが実力差で群を抜いていた」と語る。本人は「足の痛みで最初は勝てた気がしなかった。でも個人戦の優勝はうれしい」と喜んだ。

▽ホッケー
女子決勝 伊  吹 1―1 岐阜各務野
(PS3―1)

■「決勝不敗」 伊吹V 12年ぶり5度目 GK冷静 PS戦制す

ホッケー女子決勝・伊吹-岐阜各務野 後半、鋭いドリブルで攻め込む伊吹のFW的場(右)=和歌山県日高町・マツゲンスポーツグラウンド(上)、12年ぶりの優勝を飾り、31日付で定年退職する佐藤国治校長(前列中央)を囲んで喜ぶ伊吹の選手たち

ホッケー女子決勝・伊吹-岐阜各務野 後半、鋭いドリブルで攻め込む伊吹のFW的場(右)=和歌山県日高町・マツゲンスポーツグラウンド(上)、12年ぶりの優勝を飾り、31日付で定年退職する佐藤国治校長(前列中央)を囲んで喜ぶ伊吹の選手たち
ホッケー女子決勝・伊吹-岐阜各務野 
後半、鋭いドリブルで攻め込む伊吹のFW的場(右)
=和歌山県日高町・マツゲンスポーツグラウンド(上)、
12年ぶりの優勝を飾り、31日付で定年退職する
佐藤国治校長(前列中央)を囲んで喜ぶ伊吹の選手たち

 伊吹の決勝の「不敗神話」は生きていた。1-1からもつれ込んだPS戦は、伊吹が3-1とリードして先攻・岐阜各務野の4人目を迎えた。伊吹のGK尾木は冷静に、相手の不自然な視線を見抜いていた。「自分の右肩ばかり見ていた。おかしい。(逆を突いて)左に跳ぼう」。相手の心理を読み切って、1本目に続く好セーブを決めた。「スティックの面が1本目はゴール右、4本目は左に向いていた」。とっさの判断と思い切りの良さでPS戦の重圧をはねのけ、12年ぶりの優勝を引き寄せた。

 これで伊吹が計5度出場した決勝は全勝。頂点をかけた戦いでの勝負強さを今回も見せつけた。

 岐阜各務野はこれまでの3試合全てを無失点で勝ち上がり、連覇を狙っていた。樋口監督の対策は「相手の連続攻撃を断ち切り、守りからチャンスをつくること」に重点を置いた。速いカウンター攻撃に対しては、DF陣が相手との間合いをとって我慢強く耐えて味方の戻りを待った。攻めでは縦の長いストロークを入れて常に敵陣で動くことを心がけた。

 前半14分に先制点を奪われたが、動揺はなかった。DF小久保は「FWが返してくれると信じて気持ちを切り替えた」。運動量の豊富なFW脇阪主将を軸に反撃に転じ、西村綾らが前線を引っ張った。同21分には右サイドから切れ込んだ脇阪のセンタリングをFW亀崎が合わせて同点。「いける」と気持ちが乗ってきた選手たちは、この段階で勝利を確信したという。

 樋口監督は「疲労のたまる中、我慢大会のようだったが、全員が仲間を信じてよくやった」と喜んだ。脇阪は「チームが一つになっていた。楽しかったし、負ける気がしなかった」と笑顔がはじけた。

 選抜大会の優勝で満足はしていない。夏にインターハイ、秋には国体が待っている。同監督は「ゴールへの執着をもっと持つこと」と先をにらむ。脇阪は「優勝をスタートラインにして夏へ向けて頑張りたい」。20年ぶりの春夏連覇が視野に入った。

<伊吹選手ひとこと>

伊吹のメンバー

伊吹女子の全国優勝

 伊吹・樋口修監督の話

 我慢大会のようだった。選手たちが大きく見えた。選手が自分の役割を目いっぱいやってくれた。優勝は選手たちの努力もあるが、支えてくれた人たちのおかげ。ただ、これでは夏のインターハイは勝てない。ゴールへの執着をもっと持つことが重要だ。