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2009年の全国高校選抜大会・自転車に北桑田高が出場

全国高校選抜で初の総合優勝を目指し、ロード練習に励む北桑田高の部員ら(京都市右京区)
全国高校選抜で初の総合優勝を目指し、
ロード練習に励む北桑田高の部員ら
(京都市右京区)

 自転車の全国高校選抜大会(3月21-24日・北九州市)に出場する北桑田高が初の総合優勝を狙っている。昨年のインターハイ総合3位に貢献した1、2年生が多く残り、山道などで1日50-200キロの猛練習を積んできた。創部23年目の悲願達成に向け「新たな歴史をつくる」と部員たちは燃えている。

 同高の自転車競技部は、1988年の京都国体で地元の旧美山町がロードコース会場になるのを受け、86年に創部した。90年に田中良泰監督が着任して以降、徐々に力をつけ、近年は全国大会でも個人種目で常に上位入賞者を輩出している。

 強さの秘訣(ひけつ)は、周山や丹波の起伏の激しい山道でこなす豊富な練習量だ。平日は放課後に50-100キロ、休日は兵庫県や福井県まで200キロ程度のコースを走る。長距離型のタフな選手が多く育ち、トラックよりもロードで強さを発揮する。昨年のインターハイで3キロ個人追い抜きで2位に入った大中巧基(2年)は「きついトレーニングでも妥協せずやっている」と、伝統を口にする。

 地元以外から入部する生徒も増えてきた。昨年の選抜大会のポイントレースで6位に入賞した梅原快斗(2年)は綾部市出身。「お盆と正月を除いて練習があるが、田中先生は休みの日も一緒になって練習に付き合ってくれる。それに報いたい」と話す。

 今回は選手層が厚い。大中、梅原のほか、昨年のインターハイのロードレース4位の西沢倭義(2年)、同ケイリン5位の浜地一徳(2年)、出場種目でそれぞれ入賞を狙える宮野海(2年)と徳田鍛造(1年)の強力布陣で臨む。浜地は「練習からみんなライバル。高い意識で競っている」。

 同大会ではトラック6種目とロードレースの各1位に9点が入り、8位まで得点が与えられる。総合優勝は3連覇を狙う榛生昇陽高(奈良)などとの争い。田中監督は「仕上がりは順調。今年は頂点を狙える」と力を込めた。

(2009年2月27日付け紙面から)