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男子・綾部、大健闘の3位

全国中学駅伝 女子・蜂ケ岡13位

1区で区間賞を獲得し最優秀選手に選ばれた綾部の新庄浩(左)が2区岡本にたすきを継ぐ=千葉・昭和の森特設コース
1区で区間賞を獲得し最優秀選手に選ばれた綾部の新庄浩(左)が2区岡本にたすきを継ぐ=千葉・昭和の森特設コース

 第13回全国中学駅伝は12月18日、千葉市の昭和の森特設コース(男子6区間18キロ、女子5区間12キロ)で47都道府県代表に開催地・千葉市の代表を加えた男女各48校が出場して行われ、男子は地元の逆井(千葉)が、女子は武蔵ケ丘(熊本)がともに初優勝を飾った。男子の綾部(京都)は1区の新庄浩と6区の桑谷がともに区間賞に輝き3位に入賞、土山(滋賀)は2区上坂が26人抜きの快走を見せ18位になった。女子ではともに初出場の蜂ケ岡(京都)が13位、柏原(滋賀)が29位になった。男子の最優秀選手には綾部の1区の新庄浩太が選ばれた。男子は5区で先頭を奪った逆井がそのまま逃げ切った。1区トップの好スタートを切った綾部は終始、上位で走り抜き3位でゴールした。女子は1区で首位に立った武蔵ケ丘が一時、3位に順位を下げたが、アンカーで2人を抜き優勝した。大会は来年から山口県で開催される。

綾部 経験豊富、3年快走 1、6区 区間賞

男子で3位になり喜ぶ綾部の選手たち
男子で3位になり喜ぶ綾部の選手たち

 「全国を狙った3年計画が実りました」。綾部の川端監督が穏やかな表情で語った。目標の優勝には届かなかったが、堂々の3位。しかも、エース新庄浩とアンカー桑谷はともに区間賞に輝いた。ゴールした桑谷主将は「優勝を逃したのは悔しいけど、全員で頑張れた」と息を切らせながら話した。

 風速4-5メートルの悪条件の中、1区新庄浩が「飛び出しに成功」し、序盤からレースを引っ張り首位で中継する好スタートを切った。2区岡本が4位と粘った後、3区四方が「絶対抜いてやる」と区間3位の力走で2人を抜き2位に浮上。4区新庄翔が激しい競り合いの中で3位で中継し、小浜、桑谷がそのまま3位で逃げ切った。

 新庄浩や桑谷ら現在の3年は、陸上部で上級生が少なかったために1年のときから各大会に出場し、経験を重ねてきた。昨年は府中学駅伝2位に甘んじたが、今年は新庄浩が三千メートル8分27秒93で中学近畿記録を更新し、新庄浩の成長に引っ張られる形で他のメンバーも同9分15秒前後とチーム全体が大きくレベルアップを遂げた。全国優勝を狙い、ゴルフ場の綾部カントリークラブを練習場に、夏から斜面の芝生コースで走力を鍛えた。その成果で府中学駅伝に続き、レベルの高い近畿中学駅伝も完勝し、自信を持って全国舞台に臨んだ。レース後のミーティングで、川端監督は「最高の走りができたことがうれしい」と褒めると、選手たちの表情が和らいだ。位に立った武蔵ケ丘が一時、3位に順位を下げたが、アンカーで2人を抜き優勝した。大会は来年から山口県で開催される。

精いっぱい走れた 蜂ケ岡

13位になった蜂ケ岡。3区で8位まで順位を上げた鷹本(右)が4区日高へたすきを継ぐ
13位になった蜂ケ岡。3区で
8位まで順位を上げた鷹本(右)
が4区日高へたすきを継ぐ

 女子の蜂ケ岡(京都)は目標の8位内には届かなかったが、初出場のレースで13位と健闘した。塚田監督は「5-8位は射程圏内だった。風が強く、実力を十分に発揮しきれなかったが、精いっぱい走れた」と選手たちをねぎらった。

 3年生のエース山谷が1区15位のスタートを切り、2区奥田が13位に順位を上げた。続く3区で、「リラックスして走れた」という1年生の鷹本がさらに8位にまで上がる力走を見せた。鷹本は「5人抜いたのは良かったけど、前に見えていた集団を抜かせなくて残念」と悔しがる。塚田監督は「強風に負けない脚力という課題が見つかったのが収穫。1、2年生の頑張りが来年につながる」と話した