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心の教育へ、指導者育成が急務

京都府中学校体育連盟 木村義二会長
京都府中学校体育連盟 木村義二会長

 京都府中学校体育連盟の2008年度会長に、木村義二・亀岡中学校長が就任(任期1年)した。木村会長は、園部高校―中京大学卒。バレーボールお指導者として活躍した。同連盟の課題などを聞いた。

 ―中体連として、当面の課題は。
 「指導者の世代交代期にはいっていて、ベテラン指導者が管理職に赴いています。次の時代をになう指導者育成が急務です。中学校では、生徒全員が何らかのクラブに入る指導をしていますが、スポーツ系のクラブが、ざっと80パーセントです。高校に進学すると、この数字が下がる。高校でも、やはり指導者不足なのです」

 ―スポーツがいろいろと注目される時代です。中学スポーツの役割も大きいのでは。
 「競技力を高める、強化を進めるという一方で、スポーツを通して、生徒たちに心を大事にするということを教えたい。『京都の中学生はどんな大会でも、さわやかで良い』と言われるようにしたいですね」

 ―教育にスポーツも大いに役立つと。
 「たとえば、荒れた学校を立て直す場合でも、スポーツのクラブ活動が大いに役立ちます。みんなで頑張り、チームワークを作り上げて一体感を持たせることができれば、必ず良い方向に向かいます。私自身、そうゆうことを身をもって体験してきました」

 ―国体の中学生参加競技がどんどん増えて、40競技中16競技になっている。
 「中学生の国体参加については、賛否両面あります。しかし、(国体で活躍するような)目標になる選手が現れれば、中学生に良い影響を与えて、一気に成長するものです」

 ―2008年8月の近畿大会、全国中学大会は。
 「近畿は奈良県、全国は北信越が主会場です。昨年、近畿中学大会での京都勢の入賞は過去最高でした。この夏も、大いに期待しています」