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国体大分 中3、高1強豪と対決 水泳全国中学 100・200背2冠 大山佳祐(桂川中)

■「中学新、自己ベスト狙う」

男子背泳ぎの100メートルと200メートルで中学チャンピオンになった大山佳祐(桂川中)
男子背泳ぎの100メートルと200メートルで中学チャンピオンになった大山佳祐(桂川中)

 8月下旬、新潟県で行われた水泳の全国中学大会で、京都・桂川中3年の大山佳祐が男子百メートル背泳ぎと二百メートル背泳ぎの2冠に輝いた。バサロと呼ばれるスタートやターン後の潜水が武器で、百メートルでは57秒41の大会新、二百メートルでは2分04秒56の自己ベストをマークした。11日から大分県で開催される国体では、少年男子B百メートル背泳ぎなどで高校1年生に交じって泳ぐ。「中学記録と自己ベストの更新を狙いたい」と、さらなるタイム短縮に意気込んでいる。

 全国中学大会では、チームの主将も務めた。予選2位通過だった二百メートルで優勝して勢いに乗り、翌日は得意の百メートルで後続を突き放して快勝した。「周りを気にせず、自分のレースができた」と笑顔で振り返る。

 3歳から自宅近くのスイミングスクールに通い続ける。最初はバタフライに取り組んでいたが、小学6年から背泳ぎを中心に泳ぎ、五十メートル、百メートルで当時の全国学童記録をつくった。2年生の昨年は全国中学大会百メートル、二百メートル背泳ぎでともに2位に入り、ジュニア五輪でも13、14歳の五十メートル、百メートル、二百メートルの背泳ぎの3冠を達成した。

 同中水泳部顧問の野田敏昭教諭は「悪いところを自分で分析し、直すことができる」と長所を話す。中学に入ってからは、練習内容などを書く日記を毎日、欠かしたことがなく、それが精神面の強化にも役立っている。今年はキックの強化に加え、泳ぎ込みで体力づくりを図り、泳ぎが一段と力強くなった。

 全国大会の直後に行われたジュニア五輪では、18歳以下の五十メートル、二百メートル背泳ぎで高校生に交じって5位に入った。だが、「どの大会でも1番にならないと悔しい」と目標は高い。国体では高校1年生を相手にどんなレースを見せるか。「自分に勝ち、一番速い選手になる」という目標を胸に、さらなる活躍を狙っている。

(2008年9月11日付け紙面から)