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京都府ラグビー協会理事長 則包修(のりかね・おさむ)さんに聞く

■活性化へ底辺拡大に力

「ラグビーの活性化には子どもから競技に触れる機会が必要」と語る京都府ラグビー協会の則包修理事長
「ラグビーの活性化には子どもから競技に
触れる機会が必要」と語る京都府ラグビー協会の
則包修理事長

 国内初の大規模な国際大会となるU-20(20歳以下)世界選手権を終え、2015、19年のワールドカップ招致に関心が集まる日本のラグビー。一方、国内では普及や人気回復などの課題を抱える。京都での活性化の取り組みについて、京都府協会の則包修・新理事長(63)に聞いた。

 -日本が15位で終えたU-20世界選手権の感想は。
 「日本は技術はあるものの、経験不足から残念な結果に終わってしまった。ラグビー先進国はプロが出場していたが、日本は大学生主体だった。強豪国では地域ごとにクラブチームがあり、子どもからプロまで一貫指導ができるが、日本は中学、高校、大学で指導者が変わっていく。スポーツ文化への理解も日本とは違う」

 -活性化に向けて、京都府協会としてどのように対応していくか。
 「底辺の拡大に力を入れ、子どもから競技に触れる機会を増やしていきたい。接触プレーの少ないタグラグビーが小学生に広がりつつあり、府内に14あるラグビースクールも人数は増えている。中学でのプレーにもつながり、うれしいこと」

 -伏見工高、京都成章高など全国大会で活躍する地元チームもある。
 「競技レベルは高いと言えるが、高体連の加盟校はピーク時に比べて2割近く減っている。指導法のノウハウを共有し、府全体のレベルアップを図るために、中学と高校の合同練習会が実施できないかと考えている。ぜひ大学の指導者にも加わってもらいたい。同じ場所、同じ時間で練習することで、全体でのレベルアップを目指したい」

(2009年6月24日付け紙面から)