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同大男子、28年ぶり大学王座に 強豪破り高まる集中
あすから関西選手権 好調女子も意気込み

大学王座決定戦で健闘した同大のメンバー。男子は近大から王座を奪回し、女子は準優勝を果たした(同大京田辺キャンパス)
大学王座決定戦で健闘した同大の
メンバー。男子は近大から王座を奪
回し、女子は準優勝を果たした
(同大京田辺キャンパス)

 アーチェリーの2006年夏の大学王座決定戦で、同大の男子が19連覇中の近大を破り、28年ぶり5度目の優勝を遂げた。女子も準優勝と健闘し、かつて男女ペア優勝も果たした勢いを取り戻しつつある。翌年に向けてすでに「全員で勝ちに行く」と目標も掲げた。

 「関西で1番に創部」(倉貫コーチ)して47年目。王座決定戦を男子は1976年から3連覇し、78年は史上初のペア優勝を飾った。関西出場枠が3校に広がった昨年、27年ぶりに男女で出場し女子が13年ぶりに優勝、男子は5位だった。

 今年は関西リーグでは男女とも3位だったが、王座決定戦ではそろって決勝まで進んだ。決勝で男子は近大を213-211で破り、近大の19年間の公式戦連勝記録を155で止めた。当時主将としてチームを先導した大槻は「全員が自分の的に集中できた。強い近大と対等に戦い、勝ててうれしい」と喜ぶ。今年は福田、宮下、木下ら高校時代に国内外で活躍したルーキーが入部し、部内競争に勝って王座メンバーに食い込み、決勝のここ一番で力を出した。日体大に193-199と連覇を阻まれた女子も、準決勝で近大を2点差で破っている。

 チームには自ら考える伝統が根付き、技量もさまざまな部員が各自で練習を組み立てる。チームは代替わりし、男子新主将の西川は「実力は近大にまだ劣る。連覇に向けて何をすべきか基本から見直す」と気を引き締める。女子の白鳥主将も「男子が勝てたのはチーム力。女子も応援を盛り上げて試合で力を出せるようにしたい」と話す。

 倉貫コーチは「トップの自覚を持ち、アーチェリー界を引っ張るチームを目指したい」とさらなる躍進に期待をかけている。

■同大アーチェリー部の優勝祝賀会

同大アーチェリー部男子の大学王座獲得祝賀会(京都市内のホテル)
同大アーチェリー部男子の大学王座獲得祝賀会
(京都市内のホテル)

 ◇…アーチェリーの大学王座決定戦(6月末)の男子で28年ぶり5度目の優勝を飾った同大アーチェリー部の祝賀会が2006年9月23日、京都市内のホテルで開かれた。同部や大学、スポーツユニオン関係者ら約200人が快挙を祝った=写真。

 ◇…同決定戦では男子が決勝で19連覇中の近大を破り、前年優勝の女子も2位になった。会では出場メンバーが紹介され、男子の大槻融前主将は「4人が団結した」と胸を張り、女子の林勇気前主将は「来年はぜひ王座奪還を」と話した。

 ◇…OBで、ミュンヘン五輪に出場した日比野正嗣さん(五六)、モントリオール五輪で銀メダルを獲得した道永宏さん(五〇)も駆けつけ「よくやった」と後輩をたたえた。