京都新聞社TOP

立命館大の片岡選手が2007年インカレ制覇

立命館大がインカレで使った機体
立命館大がインカレで使った機体

 第47回全日本学生グライダー競技選手権(インカレ)が2007年3月3日から11日まで、埼玉県熊谷市の妻沼滑空場で開かれた。関東勢の優位が予想されたが、個人の部で立命館大3回生の片岡優司選手が初優勝した。片岡選手は、このホームページ、「立命館大の話題の2人」でも紹介している選手だ。

 大会は、関東、東海、関西、西部の各地域の予選を通過した20チーム(17大学)、約50人(女性のエントリーは3人)の選手が出場した。8回の飛行が予定されたが、第2、第8は悪天候のため中止となった。片岡選手は、7回の飛行の順位が9、4、6、28、1、13位だった。得点は5253点。2位の日本大4年、西山圭太選手は5099点だった。

 立命館大の冨山晋監督によると、立命館大の選手の優勝は久しぶりという。片岡選手が乗ったグライダーはドイツ製の練習機で、「関東の強豪校の選手が使った競技機を相手に、(ハンディはもらっていても)練習機で勝ったところがすごい。オーストラリアに3回行って練習した成果」と称えている。

 また、団体戦では、東海ブロックの名古屋大が優勝した。2位と3位はともに慶応大だった。東海と関西は一緒に大会を開くなど、互いに「打倒関東」を目標にしており、今大会では団体、個人とも優勝という最高の結果だった。

片岡選手
片岡選手

 【インカレのグライダー競技】は、決められたコースをどれだけ速く飛ぶかを競う。地上のマラソンのようにコースが見えない。決められたコースを本当に飛んできたかを確かめる方法は、パイロットの写真撮影だ。定められた地点の上空に来たときに直下の写真を撮る。それをゴールしてから提出し、確かに所定のコースを飛んできたという認定を受ける。

片岡選手の話
 今回のインカレでは、私たち3年は『練習のつもりで』と言われていたので、あまりプレッシャーを感じずに競技できたのがよかった。練習は大会につもりで、大会は練習のつもりで、という言葉通りだった。クラブに高性能の新機体が来たが、例えば、上昇気流から次の上昇気流へ移動するときの加速感も、これまでの機体とは違うし、早く乗りたいし、楽しみだ。