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43代目は花の応援団長 京産大 初の女性就任 ”硬派“を敬遠 男子学生減り

京都産業大全学応援団の43代目団長に就任した和田さん(京都市北区・京都産業大)
京都産業大全学応援団の43代目団長に就任した
和田さん(京都市北区・京都産業大)

 京都産業大(京都市北区)の全学応援団で、初めての女性の応援団長が誕生した。四十三代目の団長に就任したのは、外国語学部三年の和田祐子さん(二一)=北区=。二○○七年三月十七、十八の両日に開かれる卒業式後のイベントで伝統の演舞を披露した。関西の大学で女性の応援団長は珍しいという。

 全学応援団は、演舞などを交えて応援を先導するリーダー部、チアリーダー部、吹奏楽部で構成される。しかし、リーダー部は、硬派の印象が強く、年々入部する学生が減少して、昨春から部員がいなくなった。

 応援団長は代々、四年生の男子学生が務めていたため、昨年は吹奏楽部の男子学生が就いた。しかし、今年一月の交代期には、吹奏楽部にも今春に四年生になる男子学生がいなくなり、相談した結果、チアリーダー部の幹部だった和田さんに白羽の矢が立った。

 応援団長は、入学式や卒業式、野球やラグビー部の応援などで、大学の「学歌」を歌う時だけ演舞するのが伝統だ。和田さんは団長への就任が決まってから、先輩の指導を受けて、大学の学章にもなっているサギタリウス(射手座)の形などを盛り込んだ演舞を練習してきた。

 今後もチアリーダーとして活動するが、学歌の時には黒スーツの上下に白手袋の団長スタイルに変身する。和田さんは「演舞は奥が深くて難しいですが、団長として新しい形の応援団を作り上げていきたい」と意気込んでいる。