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待望の機体は「朱雀」と命名

関係者による「朱雀」の除幕式
関係者による「朱雀」の除幕式

 立命館大航空部が購入した高性能のグライダー「ディスカス」(ドイツ製)の命名式が2007年4月8日、滋賀県草津市の立命館大びわこくさつキャンパスで行われ、学校法人立命館の川本八郎相談役(前理事長)が「朱雀(すざく)」と命名した。

 命名式には、現役選手、OB、立命館大学生部スポーツ強化センター、学連関係者らが出席した。川本相談役は、「航空部は大衆化はしにくいが、その存在は大学の品位を表している。立命の21世紀の展望を両翼に乗せて飛んでほしい」と、あいさつした。機体名の「朱雀」は、平安京のメーンストリートであった朱雀大路から採用した。

上:インカレでの活躍を誓う冨山監督 下:テストフライトをする「朱雀」
上:インカレでの活躍を誓う冨山監督
下:テストフライトをする「朱雀」

 冨山晋監督は「この機体は、かつて世界選手権で常勝の実績がある。今年、インカレで片岡選手が優勝したが、高性能機を得たことで、団体の初優勝、個人戦の連覇を目指して頑張る」」と、決意を披露した。全員で機体と一緒に記念撮影し、今後の健闘を誓い合った。

 祝賀会では、最初にOB・OG会の吉田豊会長が、機体購入をバックアップした大学や関係者に感謝の言葉を述べ、立命館スポーツフェローの村岡治会長(柔道部OB)の発声で乾杯した。

 「朱雀」は、胴体の全長6・58メートル、主翼の幅は15メートル。最大重量525キロ。グライダーの性能を示す最良滑空比は42・5(時速100キロの時)となっている。関係者によると、立命館大が現在保有している練習機を自動車に例えて「コンパクトカー」とすると、「朱雀」はポルシェに当たるという。関西の大学では、この1機だけだ。