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2008年、卓球の全日本学生「二冠」の立命館大・宇土、若宮

■1、2年コンビ息ピタリ

全日本学生選手権ダブルスで優勝した立命大の若宮(左)と宇土(京都市北区、立命館大第2体育館)
全日本学生選手権ダブルスで優勝した立命大の若宮(左)
と宇土(京都市北区、立命館大第2体育館)

 10月に開催された卓球の全日本学生選手権で、立命大の女子選手がシングルスとダブルスで優勝した。ダブルスを制したのは2年の宇土弘恵(岡山・就実高出)と1年の若宮三紗子(香川・尽誠学園高出)で、若宮はシングルスも制覇。京都勢の2冠達成は男女通して初めての快挙だ。

 宇土は2006年のインターハイで北京五輪代表の福原愛(現ANA)を破って優勝し、若宮も翌年のインターハイ王者に輝いた。ともに高校時代からの実力者で、当時から顔なじみだった。

 ダブルスを組んだのは4カ月ぶりで、互いのスケジュールが合わず、練習ができたのは直前の2日間だけ。4回戦で強敵の淑徳大ペアをフルセットの末に破り勢いに乗った。「横に宇土さんがいて安心できた」(若宮)、「気持ちが一つになり二人の力がかみ合った」(宇土)と振り返る。

 若宮がチャンスボールを演出し、宇土が積極的に打ち込む。準々決勝からの3試合はストレート勝ちし、1、2年生コンビで栄冠を手に入れた。

 続くシングルスは若宮は「調子が悪くてもダブルスで優勝でき、いい意味で力が抜けた」。普段の攻め続けるスタイルを貫き、24年ぶりに1年生の2冠を達成した。

 若宮は来春、横浜市で開かれる世界選手権の日本代表入りを目指し、12月の2次選考会に挑む。若宮は「今回は自信になりました。自分の力を出し切りたい」と気持ちを高める。宇土は「1月の全日本選手権で上位に食い込みたい」と新たな目標を掲げた。

(2008年11月4日付け紙面から)