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(8)えひめスポーツ俳句大賞

2009年09月05日

 「今やかの三つのベースに人みちてそぞろに胸の打ちさわぐかな」(日本スポーツ文化史より)は正岡子規(1867~1902年)の一首です。子規はスポーツを最初に文学に採り入れた、ともいわれるほどベースボールファンで、プレーヤーでもありました。出身地の愛媛県松山市には、市立子規記念博物館があります。今も使う「打者」「走者」「四球」などは子規が作った言葉です。平成14年には野球殿堂入りをしました。

えひめスポーツ俳句大賞

 愛媛県体育協会は今年も、愛媛県俳句協会の共催を得て「第8回えひめスポーツ俳句大賞」の全国公募を行っています。スポーツの持つ美しさ、感動、スポーツが与えてくれる勇気、希望、あるいは時に挫折。そんなことを俳句に託すというアイデアは、まさにクリーンヒットでしょう。昨年の第7回は約4800句の応募があり、俳句部門(一般)大賞作は 「冬晴れやレイズ岩村凱旋す」(愛媛県・岩藤富子さん) でした。

 第8回は、俳句部門が▽高校生以上の一般の部▽中学生以下のジュニアの部に分かれています。俳句と写真を組み合わせたハイブリッドの部門もあります。基本的にインターネットによる投句となっています。11月30日締め切りで、応募先のアドレスは http://www.insnet.ne.jp/hp/etaikyo/です。投句専用のはがきもあり、問い合わせは、愛媛県体育協会TEL:089 (911) 1199 です。

 最後に正岡子規の歌をもう一首。「久方のアメリカ人のはじめにしベースボールは見れど飽かぬも」(日本スポーツ文化史より)