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(39)「スポーツの歴史─5月編」

2013年05月05日

 モータースポーツの有名なレース「ル・マン」は、日本では大正12年のこと。内燃機関の自動車が生まれて40年ほどしか経っていないが、平均時速90キロ余りのスピードで2000キロも走ったとは驚き。

○5日(1928年) 人見絹枝が400メートルの世界新
 第5回日本女子オリンピック大会の400メートルで、59秒0をマーク、当時の世界最高記録を出した。人見はこの年の夏、アムステルダム五輪の800メートルで銀メダルに輝いた。

○12日(1934年) 海外から初のラジオ実況中継
 第10回極東選手権大会が12日から20日まで、マニラで開かれた。その競技の様子がラジオで放送された。2年後、ベルリン五輪で水泳の前畑秀子の力泳が実況中継され、河西三省アナウンサーの「マエハタ ガンバレ!…」の名放送が」生まれた。

○14日(1935年) 大リーグ初のナイトゲーム
 オハイオ州のクロスリー球場で、レッド・レッグスとフィリーズの試合が363個の電球の照明で行われた。点燈は、ワシントンのルーズベルト大統領がボタンを押して行われた。大リーグは世界恐慌で深刻な経営難に陥っており、打開策としてナイトゲームで観客動員を図った。

○16日(1975年) 日本女性初のエベレスト登頂
 世界最高峰のエベレスト(8848メートル)を目指していた日本隊の田部井淳子副隊長とシェルパが、8500メートルの最終キャンプを出発、酸素マスクをつけて、約6時間半で登頂に成功した。

○19日(1952年) ボクシングの白井義男が世界フライ級王者
 白井は、チャンピオンのダド・マリノに15回判定で勝ち、日本選手として初めて世界フライ級チャンピオンになった。その後、4度防衛した。

○26日(1923年) ル・マン24時間耐久カーレース始まる
 フランス北西部の田舎町ル・マン。2座席スポーツカーによる「24時間耐久レース」が初めて行われた。優勝はフランスのA・レガシュとR・レオナルドで、車は3リッターエンジンのシェナール・ワルケール。約2200キロ余りを平均時速約90キロで走った。翌年からベントレーの時代になり、さらにアルファロメオ、フェラーリなどが活躍する。