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二度目の開催なるか?W杯招致について(連載第97号)

2009年02月20日

 当コラムの連載も97回を数えるに至った。今回を含めてあと4回で記念すべき100回を数える。その間、さまざまなゲームがあった。また、たくさんの人が去って行ったし、登場して来た人も多かった。100回記念は、どのような独り言になるのだろうか。

 その前に97回目はこの度JFAが表明した2018年か2022年のW杯招致について考えてみたい。私は1973年の西ドイツ大会から通算4大会でW杯のゲームをスタジアムで観戦してきた。もちろん全部日本戦以外であった。2002年の日韓大会では、京都府の誘致活動にも協力し、京都府落選の悲報を京都府庁で聞くことになった。

 そしてW杯での仕事について100%諦めていた2000年の春に突然会社(当時JTB)からの命令でJawoc(日本組織委員会)への駐在を命じられた。予期せぬ異動だった。多くの人々は、この転勤について適任だと祝福してくれた。私は家族に見送られながら意気揚々として京都駅から新幹線に乗ったのが昨日のことのようだ。

 そして2009年、あれから7年が経過した今、JFAは二度目の開催に手を挙げる。もう一度、あの時の夢を日本中が体感できるのだろうか。FIFA(国際サッカー連盟)は日本の他にも10箇所が手を上げているという。

 日本には、負けない背景がある。2002年の実績がある。

今、世界中を圧巻している経済危機に対して、多額の投資を必要としない現状が生き残っている。人も物もある。それらを有効に使えば良い。私は、充分に単独開催で招致できる目はあると信じている。今秋の東京オリンピックの勝敗も影響するだろうが来年12月までの招致活動が始まる。まさにWe have a dream. and yes we can.

 W杯立候補地: アメリカ、メキシコ、ロシア、韓国、オーストラリア、インドネシア、カタール、イングランド、オランダとベルギー共催、スペインとポルトガルの共催。