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『番外編』江・浅井三姉妹博覧会 小谷ふるさと館

2011年02月09日

【残雪の残る会場】
【残雪の残る会場】

 ことしのNHK大河ドラマが高視聴率を出している。

 滋賀県北近江の戦国武将 浅井長政の時代をスタートした大河ドラマだ。長政の妻、市とその子、茶々・初・江の三姉妹の生涯を戦国時代の武勇伝と絡まって見事に描いている。

 その時代にタイムスリップしたかのような錯覚にあう湖北地方の小谷の山の麓に博覧会場がオープンしている。小谷・江のふるさと館だ。(会期1月15日から12月4日)

 現在はまだ残雪が残っていて小谷城の登城は困難な日もあるが、春になるとわが国屈指の山城をプチ登山と歴史探訪で訪れることが出来るし、山城の土塁や石垣、碑などは当時を偲ぶ重要な遺物としての価値が高い。また晴れた日には湖西の山並みや琵琶湖に浮かぶ竹生島が見える。夕暮れには、その島影に沈む夕陽が430年前の歴史ロマンを語ってくれる。

 なぜ前説ばかりといえば、私が仕事で、この展示館のプロデュースをしたわけで、自身の作品を宣伝しているわけだ。

 この展示館には、写真であるように戦国武将の陣営を再現した甲冑や小谷山を再現した大ジオラマが展示されている。

 そして、映像コーナーにはオリジナルで撮影したハイビジョンの映像が流されていて、これらを見て登城してもらえば、最高の思い出となるように演出されている。

【ヘリからの空撮 小谷山全景 (頂上↓が大嶽城祉で海抜約 500m)】
【ヘリからの空撮 小谷山全景 (頂上↓が大嶽城祉で海抜約 500m)】

【たて3mよこ2mのジオラマ】
【たて3mよこ2mのジオラマ】

 ふるさと館から登山の中間地・番所まではマイクロバスが運行されていて、専属のガイド付きの1時間強のプチ登山ツアーとなっている。料金は500円で往復のバスとガイド付きと格安だ。そのうえドラマのロケ地や城跡などが探訪できる。

 また、本格な登山となるが山頂(約500m)の大嶽城址へは、半日の工程でのトレッキングが可能となる。

 映像コーナーでの撮影は、ステディカムカメラを使用し、中型ヘリでの空撮にもトライした。

 今振り返ったら足元のすくむ思いだが、当時は必死でカメラのシャッターを切った。

 その他甲冑レプリカや火縄銃の体験コーナー、小谷城祉からの出土品の展示コーナー、山城の知識や織田信長の勢力図を中心にした解説した元亀騒乱などと戦国時代をテーマにした展示内容となっている。(大人300円)

【浅井軍の本陣の再現】
【浅井軍の本陣の再現】

 サッカーの独り言も良いけれど一年に一回程度は、お城をテーマにしたライフワークも紹介したいと思っている。今後ともお付き合い願いたい。そして、時間が取れれば小谷城を訪れてほしい。『是非に及ばず。』 今週は信長の言葉で締めくくろう。