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国宝4城物語り(連載171号)

2012年10月31日

国宝・姫路城 別名白鷺城で1346年築城の平山城
国宝・姫路城 別名白鷺城で1346年築城の平山城

国宝・犬山城 別名白帝城 1469築城の平山城
国宝・犬山城 別名白帝城 1469築城の平山城

国宝・彦根城 別名金亀城 1622年築城の平山城
国宝・彦根城 別名金亀城 1622年築城の平山城

国宝・松本城 別名烏城 1504年築城の平城
国宝・松本城 別名烏城 1504年築城の平城

※日本国内の城で国宝は4つしかなく、今回私が掲載した4つの城だ。先週念願かなって信州の旅をした際に15年ぶりに松本城を訪問してデジタルカメラに収めた。これで国宝4城の画像集ができた。松本城以外は仕事に絡んで撮影した。姫路城や彦根城は仕事で何度も訪れた。イベントを実施した彦根城は100回以上も登城した。いつも思うことは、日本建築の粋をこらした建築様式に驚嘆する。今回訪問した松本城も城内部の木造建築が大変すばらしく感激した(特に梁と柱)。国宝に指定されている理由に共通点がある。それは、天守や櫓が築城当初の姿で保存それていて近世になって新建材などの材料を使って改築されていないことだ。要するにコンクリートで補強されていない。

徳川の時代が明けて明治維新以後に廃城になった城や太平洋戦争で消失した城は多い。
この残った4城には、それぞれの生き残ったドラマがある。城を守った人間ドラマだ。
そんなドラマを求めての城散策である。ここに紹介した4城は、四季折々の姿が美しい。
次は桜の季節に行って見たい。(世界遺産に指定されているのは姫路城のみで、暫定リストに彦根城が登録されている)

J1 広島と仙台に勢い

 Jリーグが大詰めだ。優勝は、広島・仙台・浦和・清水に絞られた。広島と仙台のいずれかだと想像する。両チームに共通するのは、チームとしての勢いだろう。開始早々から好調の仙台は、ここまで優勝争いに生き残っているし、広島も好調に勝ち星を積み重ねてきている。要するに地道なチーム同士ということだ。それに得点が失点を大きく上回っている。守備力も攻撃力も備わっていることだろう。今年は常連の名古屋、鹿嶋、ガンバなどの名前は上がっていない。ガンバは低迷し続けている。いよいよチャンピオンフラッグは地方都市に移るのか。

 優勝の動静よりも降格争いが気にかかる。早々と札幌が脱落した。新潟とガンバ大阪が降格圏内にいる。遠藤のいるガンバがおかしい。開幕直前の監督人事のもつれが尾を引いてしまった。覇気が無くガンバの強いサッカーは見られない。このままだと初めてのJ2陥落だ。残り試合の全勝が唯一の頼みだ。奇跡は起こるのか、万博にサッカーの神様は降りてくるのか、陥落したら遠藤の去就が気にかかる。

J2 伝統の京都サッカー復活を

 甲府が優勝を決めてJ1に返り咲いた。京都は2位で昇格圏内にいるが、前節で格下に負けてしまった。3位以下に湘南、大分、横浜、千葉が虎視眈々として京都を狙っている。何か奇策はないのだろうか、負けないことが一番だ。引き分け狙いで勝ち点1を積む方法もあろうが、そんな消極的なサッカーが通用するとも思えない。

 今年はチャンスだ。J1昇格しないとJ2の常連になってしまう。湘南や福岡の二の舞になる。J1に上って新しいチームでスタートしたい。松井の帰国を待望するチームづくりを私は望む。そのときは全員攻撃的サッカーだ。伝統ある京都のサッカーを復活させたい。