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久々の国際試合 ニュージーランド戦 4-2の勝利でも(連載第242回)

2014年3月6日

セレッソ フォルランのフリーキック 壁の位置、GKの位置、蹴る位置。
※セレッソ フォルランのフリーキック 壁の位置、GKの位置、蹴る位置。

ニュージーランド戦の評価は・・

 ザッケロー二監督は全体的に及第点以上だと言ったが私はそのようには思わなかった。ケガ人、病人でサブのメンバーの力量が問われる一戦だった。その上、昨年秋から何か月も召集がない代表だ。格下相手の試合では真価が問われた。

 試合前、私はツイッターで相手チームが弱くて強化試合にならないかとつぶやいた。私の評価は期待外れだった。前半4点取ったチームが後半は0点だった。後半だけ見れば0-1で負けている。明らかに後半はNZの方が上だった。スピードもシュートもゴール前の飛び込みも日本よりも良かった。後半だけでは日本の良いところはほとんど見当たらなかった。 一試合を通して日本らしいサッカーが出来なかったことが不安だ。やはり昨年から代表のゲームが途切れていることが原因だろう。

 このゲームは代表の現状を知るためには有効だったかもしれない。しかし、W杯までの三か月、あと一試合(5/23キプロス戦)国内で予定されているに過ぎない。その時には既に代表23人は決定されている。(W杯予備登録5/13) 

 選手としては、長友、森重、岡崎、斉藤が持ち味を出している。その反面ワントップの大迫、両ボランチの山口、青山、両SBの酒井には期待外れだった。本田、香川の二人も及第点程度だった。それ以上でもそれ以下でもなかった。意外性のある驚いたプレーは影を潜めている。個人的には豊田を後半最初から出してほしかった。残り10分では可哀そうである。

 今回は長谷部、内田、今野、柿谷らが欠場しているが、彼らを外してW杯は戦えない。
今回のチャンスを逃した選手たちは事の重大性を理解していない。今後試合数の少ない中でザッケローニ監督は昨年招集したメンバーから23人を選択するほかないだろう。

国際マッチデー

 海外では多くの国際試合が組み込まれた。

 多くのチームが日本と同様の悩み多き国際マッチデーを経験している。

 ポルトガルのアルガルべ杯に招待された「なでしこ日本」は初戦アメリカ戦で1-1の引き分けを演じた。後半宮間のFKの一点だ。負け試合をドローにした。アメリカは監督も変わって新しい選手で若返った。しかし、日本は旧態依然のメンバーで戦っている。昨年一年間に若手が伸び悩んだか・・。その中でも数人の新しい選手の活躍に期待したい。あと二か月でW杯予選が始まる。