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サッカー人口 (連載第273回)

平成26年8月25日

ロンドン郊外エプソム競馬場の調教場、ここではサラブレツトのセリも行われている。

※ロンドン郊外エプソム競馬場の調教場、ここではサラブレツトのセリも行われている。

サッカー人口

 昨日のサンガのゲームは讃岐のホームで2-2のドローに終わっている。順位も中くらいで昇格圏に入っていない。そのことよりも観客数が2,718名と低迷していた。たしか丸亀のスタジアムは3万人の収容が可能だ。天候も不安定だったかもしれないがJ2のチームでは仕方ないのだろうか。

 サッカー人口を調査していたら気になる統計を発見した。サッカーのスポーツ人口が他の種目と比較して果たして妥当なのだろうか興味津々だった。この統計は日本の数値で京都ではどうだろうか、真剣に調査する必要があるだろう。埼玉や静岡の数値と比較することも大切だろう。サッカー協会で判明するだろうか。

 過去1年間にスポーツを行った人数および10歳以上総人口に占める割合
 総務省『平成23年社会生活基本調査(生活行動に関する結果)』

 サッカーは全体の11位637万人で5.6%に当たる。

 この数値は少なすぎる。1位はウォーキング、軽体操の35.2%だ。明らかに高齢化社会を反映した数値だろう。これからは少子高齢化が激しさを増す。

 国土交通省のグランドデザインによれば2050年には、現時点で人が住んでいる地点の63%で人口が半分以下に減る。そして人口30万都市圏(市、町などの境を超えて)を形成する地区に大学、病院、百貨店、映画館、救急センター、行政サービスが充実されるようになる。

 地方は自然と消滅する危機に直面する。地方は若者を定着させる街のにぎわいと働き場を確保することが急務になる。その延長線上にサッカー人口の増加があるのだろう。住みよい街作りがサッカー人口増加に関係がある。定説を唱える次第だ。