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ロシアW杯アジア予選抽選結果 (連載第304回)

平成27年04月15日

※	今年も桜の季節が去ってしまった。八号線沿道の名も無い桜並木
※ 今年も桜の季節が去ってしまった。八号線沿道の名も無い桜並木

散る桜残る桜も散る桜

 この句は良寛作のものである。桜は散り際が美しいとされていて、日本人の心を表している。今年も寒い冬が過ぎ去ったが花の季節はきっちりと訪れてきた。日本全国一斉に桜が開花する。どうして一斉に咲き乱れて、そして散っていくのだろう。桜で代表されるソメイヨシノは江戸時代後期に一本の木から採取した枝を接木によって増やされて今日に至ると聞いたことがある。決して種からではなく、すべてが同じDNAを持つクローン樹木なんだとか。そして、このDNAは約百余年を一区切りとして絶滅していくとも言われている。あと何年で日本全国のソメイヨシノが一斉に枯れ果ててしまうのだろうか。そう思うと今年もまたしっかりと鑑賞しようと思う次第であった。

恐るべしJ2

 先週末のJ2の成績を見てみよう。順位と勝ち点を表記した。

1) 千葉 17 12) 札幌 9
2) 磐田 16 13) 讃岐 9
3) 長崎 16 14) 北九州 9
4) 金沢 15 15) 水戸 8
5) C大阪 12 16) 京都 7
6) 岡山 12 17) 熊本 6
7) 東京V 12 18) 群馬 5
8) 横浜FC 11 19) 栃木 5
9) 大宮 11 20) 徳島 5
10) 福岡 10 21) 大分 4
11) 愛媛 10 22) 岐阜 3

 久しぶりに順位を確認したが京都は16位と低迷していた。前試合の敗戦で監督がサポーターに謝罪したとか、これではチームはもたない。私が一昨年危惧したことが起こっている。J3が出来た時点でJ2の上位チームには不思議な安心感が生まれたのではないだろうか。下が出来るという事はそれだけで優越感が漂う。そして、いつまでもJ2で安堵してしまう。

 今のJ2で飛躍的に伸びているのが、長崎と金沢だ。今まで下位に低迷していたJ1を知らないチームが歯を食いしばって頑張っている。そして、J1の誇りを忘れていない上位チームがひしひしと復帰を狙っているのである。

 これらの二大勢力に埋没しないことが大切であろう。そして、ひた向きな姿勢で勝利を目指すサッカーをしてほしい。今節敗戦を期したC大阪と京都サンガに言いたいのである。

W杯ロシア大会アジア予選の抽選結果

 6月から始まる二次予選の相手チームが決定した。上位1チームと2位チームの成績の良い4チームの計12チームが来年の最終予選に勝ち上がる。

A) マレーシア、東チモール、パレスチナ、サウジアラビア、UAE
B) バングラデシュ、キルギス、タジギスタン、ヨルダン、オーストラリア
C) 香港、ブータン、モルディブ、カタール、中国
D) グァム、トルクメニスタン、インド、オマーン、イラン
E) カンボジア、シンガポール、アフガニスタン、シリア、日本
F) 台湾、インドネシア、タイ、ベトナム、イラク
G) ラオス、ミャンマー、レバノン、クウェート、韓国
H) イエメン、北朝鮮、フィリピン、バーレーン、ウズベクスタン

 日本はE組に入った。死の組はH組だろう。北朝鮮、バーレーン、ウズベクと三強が入っている。

 順当なら以下の12チームだろう。
 サウジ、UAE、オーストラリア、中国、カタール、イラン、日本、イラク、韓国、ウズベク、北朝鮮、オマーン。

 日本は危険地帯で戦うのか第三国になるのか、アフガンとシリアが入っている。アウエーの恐ろしさがまたやって来ることは確かだ。気の抜けないゲームが長期間続くことになるだろう。そして、来年の最終予選が大変厳しい戦いになるだろう。この顔ぶれを見ているとぞーっとして来た。