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大一番のシリア戦近づく(連載第325回)

平成27年10月2日

※スーパームーン 最近のポケットデジカメは性能が良い。絞り優先でISO感度を低く設定した。望遠にしてブレないように門柱に手首を固定してシャッターを切った。
モニターで確認しながら撮れた画像がこれだ。
※スーパームーン 最近のポケットデジカメは性能が良い。絞り優先でISO感度を低く設定した。望遠にしてブレないように門柱に手首を固定してシャッターを切った。 モニターで確認しながら撮れた画像がこれだ。

ラグビー五郎丸の拝みのポーズは精神統一の行事

 サッカーアジア予選まであと一週間あまりである。昨日日本代表メンバーが発表された。そのメンバーにあまり興味がわいてこない。今英国で開催中のラグビーW杯の日本代表のようなワクワク感伝わってこない。理由は様々だ。明日はラグビー代表の第三戦が控えている。重戦車級のサモアと対戦する。ラグビーFB五郎丸のような奇妙なスタイルからのペナルティーゴールはサッカーには見かけない。最近の本田のフリーキックも錆付いてしかりだ。五郎丸のようなワクワクドキドキ感に乏しい。今や五郎丸の拝みのポーズは日本全国話題沸騰中でそれはルーティンというらしい。本田もフリーキック前にルーティンをやれば良いだろう。きっと良い効果が表れるに違いない。

大一番のシリア戦が近づく

 8日アウエーの地オマーンで強豪シリアと対戦する。このゲームがいかに大切かは子供でも分かっている。万一敗退すればW杯への道は閉ざされてしまう危機的な状況になってしまう。このゲームでシリアに勝利することが今大会の最大のミッションと言っても過言ではない。しかし結構困難なゲームであると思っている。彼らは引いてくる。まずは引いて様子を見てくる。彼らにとってはドローでも良いはずだ。だから焦らずに引いて守備を厚くしてくる。日本が一番苦手な戦術である。そして、様子を見てアタックを仕掛ける。早いドリブルと早いクロスにポイント一つで合わせてくる。

 日本が攻めあぐんでいると彼らのペースになってしまう。後半焦って攻めると時にミスを犯す。そして失点をするケースが日本敗戦の典型的パターンである。

 過去シリアには一度も負けていない。しかし戦時下のシリア戦は中立国オマーン開催だ。どこが中立国かと疑問に思ってしまう。しかしまだシリア開催よりマシであるには違いない。私は連日シリア難民のニュースを見る。この国にサッカーで日本に勝てるパワーがどこに潜んでいるのだろうか? いや待てよ! 国土が荒れ果て選手自らが被災しているに違いない。その友人、家族、親せき縁者が戦火から逃れて彷徨っていることであろう。国としてのアイデンティティーを失わないために、ここ大一番に体を張ってくるに違いない。(大半のシリア選手は国外に移籍している) 少なくてもこのゲームではシリアの国旗が掲揚されキックオフ前にはシリア国歌が演奏されるのである。

 日本代表は心して戦う気概を保持してもらいたい。大変重要な一戦なのだ。ただ、なぜシリア戦の後に親善試合のイラン戦(13日)が組まれているのか不思議だ!