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U23代表ガーナ戦 (連載第354回)

平成28年5月12日

※曹洞宗大本山 永平寺 傘松閣絵天井 230枚の花鳥彩色画で鯉、唐獅子、リスの絵が含まれている。これを見つけると良いことがあるというけど・・・
※曹洞宗大本山 永平寺 傘松閣絵天井 230枚の花鳥彩色画で鯉、唐獅子、リスの絵が含まれている。これを見つけると良いことがあるというけど・・・

仮想ナイジェリア

 昨晩の五輪代表によるガーナ戦は3-0で見事な勝利だった。しかしフル代表のガーナの情けない戦い方に一方ではがっかりしている。きっと2軍であるのであろう。さすがに後半は球際の強さを出して日本に攻めてはいたが決定的な場面は訪れなかった。

 監督としては仮想ナイジェリアという意味もあってもっと厳しいゲームを期待していただろう。U23チームにとっては最近のケガ人続出で心配な面があった。しかし選手層の厚さは素晴らしく、どの選手が来ても技術の高さを見せてくれる。監督の意図するサッカーが出来るのである。しかしその反面、特出すべき選手が少ない。スピードが武器の浅野やテクニック豊富な矢島、中島はさておいて今後の選手選考が大変困難になって来る。みんなよく似たタイプだからである。

たったの18人枠

 五輪代表はW杯の23人枠ではなく18人と決まっている。仮に今回のガーナ戦の先発11名をスライドして選出したとする。追加のGK 2名は必然であるから13名は自然と決まる。後5人しかない。ここで問題になるのがオーバーエージ3枠である。監督としては予選を勝ち進んできたU23の中から選出したい気持ちになる。しかし世界は甘くない。メダルを狙うなら百戦錬磨の海外組フル代表かJリーグ得点王を入れるべきであろう。

 そうすると残りは2人になってしまう。たった2人である。昨日のメンバーはケガで未選出の武蔵、室谷、遠藤、中島、海外組の久保、南野などが外れていたのだ。すなわちガーナ戦から何人かは脱落する。それともいっそのことOA枠は三人でなく二名にするかだろう?

 昨日のゲームは勝利に酔いしれる前に現実的な話に悩む選手がほとんどなのだ。セオリーを曲げてGKは2人、OA枠は0人。そんな冒険が許される社会も必要なのだろう・・・・・!