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欧州・南米各選手権熱狂的開催中 (連載第359回)

平成28年6月14日

※琵琶湖畔に沈む太陽 サッカー王国の落日が続いている!
※琵琶湖畔に沈む太陽 サッカー王国の落日が続いている!

コパ・アメリカ 王国ブラジルの敗退

 アメリカで開催中のコパ・アメリカ一次リーグでブラジルが敗退した。実に29年ぶりの敗退となった。決局最後まで10番不在の戦いを強いられてしまった。ネイマールは今大会出場していない。背水の陣で挑むリオ五輪に出場するために温存していた。しかし、敗退のペルー戦はまたもや因縁のゲームとなってしまう。0-1で敗退したわけであるが引き分け以上でブラジルの一次リーグ突破は確定していた。

 圧倒的優位のブラジルその唯一の失点はペルーのハンドぎみの得点だった。後半30分右サイドからのクロスを全身で飛び込んだぺルーFWラウールの腕に当たってゴールインした。しかし一瞬でレフリーの眼には体で押し込んだゴールであった。一旦ゲームは止まる。そして判定もノーゴールになるが審判団の協議の結果ゴールが認められた。まさに「神の手ゴール」だった。審判団の協議にビデオ判定は採用されていない。テレビ画面のスロー再生では腕全体でボールを押し込んでいるように見える。つまりハンドの反則であった。そしてドローでかろうじて一次リーグ突破きめることがブラジルには可能だった。

 ブラジルW杯の敗退。屈辱のマラカナンの悲劇に次ぐ結果になってしまった。あと一か月で始まるリオ五輪。ますます気の抜けないセレソンになってしまう。そしてネイマールに掛る全体のプレッシャーも半端なものでなくなった。もうひとつ一次リーグで敗退した強豪国がある。それはウルグアイだった。回復待ちのスアレスがベンチにいるがその彼の前で数多くのシュートを外して終始した。ネイマール、スアレス二大スター不在のチームが崩壊している。

 一方、アルゼンチンのメツシが好調にスタートした。パナマ戦途中登場後いきなり三ゴールを叩き込んでハットトリックを達成している。結果グループAは地元アメリカとコロンビア、Bはペルーとエクアドル、Cはメキシコ、ベネズエラ、Dはアルゼンチンとチリとなった。私の優勝予想はアルゼンチンとメキシコにコロンビアが続いている。

ユーロ開幕 イングランドが土壇場でロシアに得点され1-1のドロー

 地球のもう一方で開幕したフランス大会。イングランドがロスタイムロシアに失点する。首を垂れるルーニー、彼は30歳。チーム一の年長者になっていた。若きイングランドか老練ロシアの戦いだった。本戦はW杯より難しいユーロ。初戦を取ることが出来ずに大観衆のグランドを去った。しかし、場外では当事国のフーリガンに地元民が混じっての大乱闘でケガ人が多く出ている。テロとフーリガンと暴力の絶えないヨーロッパの大会になってしまった。

 開幕ゲームの地元フランス対ルーマニア戦、終了間際にフランス、ぺイエのミドルが決まって勝ち越した。注目のイタリア対ベルギー戦、イタリアが2-0で圧勝。三連覇のかかるスペインがかろうじて1-0でチェコを破った。アイルランドがスェーデンと1-1ドロー、攻めて攻めたポーランドが北アイルランドから一点をもぎ取って1-0で勝った。ウェールズがスロバキアに初勝利2-1でユーロ初戦を制した。同組のウェールズとイングランド戦が楽しみだ!

リオ五輪OA枠

 昼のニュースでU23日本代表のオーバーエージ枠三名中二人の発表があった。まだ内定とのことだが、ガンバSB藤春と広島DF塩谷だった。問題は三人目! ここに大久保が入るのだろうか? ケガ人続出でU23からの選出が延期されたがOA枠は所属クラブの承諾も必要でこの時期に名前が挙がった次第だ。

 現在放映中のユーロやコパ・アメリカはすべてタブレットからの動画で観戦している。つまり現地語放映である。いつどこでも動画が世界中で見られる便利な世の中になった。

 その内尖閣列島にも高精度の監視カメラが設置されて何かあれば全世界に放映されることになるのだろうか?