京都新聞社TOP

リオ五輪の18人 (連載第362回)

平成28年7月2日

※エジプトギザのピラミッドはオリオン座三つ星と同じ配置という。
※エジプトギザのピラミッドはオリオン座三つ星と同じ配置という。

U23代表18人狭き門

 昨日、手倉森監督からリオ五輪のメンバーが発表された。18人の枠はFIFAワールドカップの23人枠よりも5人少なく、その上O.A3人を含むというから実際は15人である。これにはGK2人が入っているからフィールドプレーヤーは13人。これまで招集した選手は70人以上というではないか? その中から選出された15人には敬意を表しておきたい。ここではメンバーを紹介しない。

 しかし、言えることはスピードを重視したFWと堅守を維持したDFの選出であった。サッカー界のみならず世の中には特質した持ち味のある人間が最後に選ばれる。少なくともサッカーが上手く、頑強な体格に恵まれ、和を尊ぶチームワークが出来ることは必須である。そしてその上に個々の持ち味が特出することが不可欠なのだ。

 そう思うと今回の選出された選手は納得に値している。先日の南ア戦の勝利は見事だった。いずれも流れからの得点だった。久々にすっきりと勝ってくれた。南アのチームは決して弱体したチームではない。長距離の移動と言う(試合前々日に来日)ハンデはあったが仮想ナイジェリアには打って付けだった。しかしここは日本である。これがアマゾン地方であれば事情は違ってくる。私がいつも言うこと。普段通りのサッカーを出来ると思うな!開催地と日本とでは空気が違うからだ。漂う空気感、雰囲気が違う。それに体が順応するには半年は必要だ。わずか1週間のキャンプでは得ることは出来ない。そしてそれに敢えて挑むのであれば個々の特出した持ち味を発揮する以外に手段はない。

 今回、そのキーワードはスピードと言う言葉になった。興梠、浅野、久保らのスピードがキックオフから生かせるサッカーを見てみたい。

UJリーグ終わったの?

 先日Jリーグの1stステージがいつの間にか終了した。鹿島の優勝だった。そしてもう本日から2ndステージが始まる。どういうこと? メリハリ、区切り、立て直しのないスタートである。私は思う、真の改革なしにただ一年を二分割して一体何になるのか? 当初はテレビ放映権料がワンシーズンよりも見込めると言われていたが最終の優勝を争うゲームでも民放の放映はなかった。今やNHKのBS1でもサッカー中継は見られない。CS一本で民意が問えるのだろうか。

 シーズン終了のクライマックスシリーズで放送しても意味はない。そしてまた1シーズンに戻るだけなのか、そして一般聴衆はJリーグから離れて行ってしまうのである。はっきりしておこう。野球の真似事を続けてはならない。

ユーロまたしても大物を食う!

 今朝のニュースは、ウェールズがFIFAランク二位のベルギーを3-1で破ったニュースだ。優勝候補だったベルギーをウェールズは撃沈しベスト4に躍り出た。やはりゴール前でのスピードが違う。走るスピード、ボールのスピード、シュートのスピードと断然違っていた。日本代表との差は歴然としている。ハリルホジッチ監督が言う日本にもっともっとスピードアップを!と言う意味が解った気がする。

 昨日はポルトガルがポーランドをPK戦で下してベスト4入りしている。そして明日早朝、ドイツ対イタリア戦が控えている。まさに決勝戦並みの組み合わせだ。その上、民放が放映する。なんとすばらしいアシストだろうか? ドイツが有利? イタリアが試合巧者! サッカーはやってみないと分からないボールゲームだ!