京都新聞社TOP

日本人選手の相場は? (連載第384回)

平成29年2月8日

※湯の山温泉鹿の湯のロビーに展示された伝統的雛人形 近年は古い雛人形を披露して町おこしをするケースが多くみられる。雛人形巡りと称して温泉巡りをしてみたい。
※湯の山温泉鹿の湯のロビーに展示された伝統的雛人形 近年は古い雛人形を披露して町おこしをするケースが多くみられる。雛人形巡りと称して温泉巡りをしてみたい。

日本人選手の相場は(ドイツ紙)

 旬の日本人選手の移籍相場に目が留まった。一部を紹介してみよう。金額は年俸を意味している訳ではない。ざっくり言うと日本人選手を獲得する場合所属クラブに支払う金額である。
GK権田27歳(SVホルン) 4000万円
FW宮市23歳(ザンクトパウリ) 9200万円
GK川島33歳(メス) 1億1500万円
FW大迫26歳(ケルン) 2億100万円
FW久保22歳(ヤングボーイズ) 2億300万円
DF酒井高徳25歳(ハンブルガーSV) 2億3000万円
DF酒井広樹26歳(マルセイユ) 2億3000万円
MF長谷部32歳(フランクフルト)  2億3000万円
MF宇佐美24歳(アウクスブルク) 2億8800万円
MF乾 28歳(エイバル) 3億4500万円
MF原口25歳(ヘルタ) 3億4500万円
DF内田28歳(シャルケ) 3億4500万円
DF吉田28歳(サウサンプトン) 4億6000万円
FW清武26歳(セビージャ) 6億9300万円
DF長友30歳(インテル) 6億9300万円
MF本田30歳(ミラン) 8億500万円
FW岡崎30歳(レスター) 11億5000万円
MF香川27歳(ドルトムント) 18億4000万円
こんな具合だ。この金額は選手のチーム貢献度、年齢、期待値などをもとに算出されているらしい。

相場から見えてくること

 日本人のトップは香川だった。今の状況からでは想像できないが過去のチームへの貢献度からだろう。本田も同様だ。今年もまた移籍市場に名前が挙がらなかった。水面下での交渉ばっかりが噂されている。実際の移籍相場と実力とは差があるのだ。セレッソに復帰した清武の相場は高い。今の彼の実力だろう。

 それに反してシャルケの内田の相場が高く、あれほど怪我で出場していない彼を保護するチームのすごさに恐れ入っている。シャルケ一本でチームの貢献度が高いのだろう。ユニホーム等のグッズの売り上げも重要な貢献度である。その点では香川、本田、長友も同様である。

 レスター岡崎の昨年度の貢献度を考えると日本人二番手は納得がいく。しかし今年は降格の危機に陥っている。優勝から一気に二部へ降格、天国と地獄とはこのことだろう。なんとか残留を勝ち取ってほしい。頑張っているのは乾と原口だろう。彼らの活躍が評価されている。旬な大迫も間違いなく上がっていくことだろう。

 GKの評価が厳しい。権田がJに復帰する。鳥栖に帰って来る。無理して海外のチームに残るよりは出番を求めてJに復帰すべきであろう。日本代表三番手のGKの座は死守すべきだ。移籍相場から様々なことが分かって来た。今年はここに名前が上がらない、俗に言う安い選手が日本代表に招集されてくる。じっくり吟味してみたいものだ。来月からW杯最終予選が再開される。喜びと悲しみと・・・・またその季節がやって来る。