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苦難の予感 (連載第385回)

平成29年3月2日

※桜待ちの季節
※桜待ちの季節

サッカーシーズン幕開け

 Jリーグが開幕して本格的なサッカーシーズンが始まった。しかし思ったようにスタートが切れないチームが多い。昨年王者の鹿島や浦和が初戦敗戦を期した。ガンバも同様に厳しいスタートだ。二部の京都もホームで敗戦している。その上、ピッチから異常な水溜まりがゲーム中に浸み出てきた。まさに水を差された感じだ。多分今年の冬は雪が多かった。地中に凍った雪が最近の暖かさで溶けたのだろう?

 そんなことよりもホームゲーム、しかも初陣に負けた事が問題だ。同様の二部の長崎は選手への報酬が止まってしまう恐れがあるらしい。京都はスポンサーがしっかりしているからいつの間にか胡坐を組んでいるのか、そう言われても仕方のない戦いぶりである。

 日本時間の深夜、なでしこジャパンの初陣であるアルガルベ杯初戦スペイン戦があった。1-2で完敗している。ビデオを見てはっきりしたことが分かった。全くダメ!かつてのなでしこの面影は消え失せてアジアの二流チームのような戦い方だった。個々のレベルアップが遅すぎる。若手が育っていない。優勝メンバーの何人かもレベルダウンしていた。ボールをシンプルに動かすことができず。自分で墓穴を掘るようなプレーが随所に見えた。チームとしては30点の出来だろう。

 今年はW杯予選の最後の年だ。24日には宿敵のUAE戦がアウエーで再開される。ここに照準を合わせたコンディションをどのように維持していくのか。欧州組はクラブでの出番がストップした状態が続いている。好調だったレスターの岡崎もチームが降格圏にいて自身の得点もストップのままだ。本田、香川は論外である。ゲーム感覚のない彼らには中東のゲームは無理だろう。今年は厳しい年になりそうな予感がしてならない。