Kyoto Shimbun 2002.08.29 News
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 ハイブリッド2輪車 開発へ
 ヤマハ 1リットル250キロ

 二輪車もハイブリッド時代へ−。ヤマハ発動機が、ガソリンエンジンと電気モーターを併用するハイブリッド式自動二輪車の本格的な開発に乗り出したことが二十九日明らかになった。ガソリン車よりはるかに燃費が良く、二酸化炭素(CO2)など有害物質の排出も少ないハイブリッド車は既にトヨタ自動車などが四輪車の量産を始めているが、二輪車で実用化されれば世界初となる。

 ヤマハの試作車「ハイブリッドコミューター」はこれまでの試験で、ガソリン一リットル当たり二百五十キロ以上走行するという驚異的な燃費を達成。バイクで世界最高とされるホンダ「スーパーカブ50カスタム」の百四十六キロを百キロ以上も上回った。

 五○CC以下のエンジンを採用する方向で開発しているが、規格に関する法制上の解釈など調整が残っている。ヤマハは「積極的に開発を進め、二輪の環境対応もアピールしたい」と意気込んでいる。

 ハイブリッドコミューターは全長一八五センチ、高さ一一三センチで、外観は自転車のよう。サドルの下に収納した超小型ガソリンエンジンで発電機を回し、ペダル部に付いた電気モーターで車輪を駆動して走る仕組みになっている。

 発進時はバッテリーで電気モーターを動かし、時速五キロになるとエンジンの発電に切り替わる。ペダルをこぐとセンサーが力を検知し、モーターの回転数を上昇させて加速。減速したり、停止する時はエンジンが止まる。

 ヤマハは「排ガスがきれいな四ストローク型や、燃焼効率がいい電子制御の燃料噴射システムをエンジンに採用すれば、より低公害化が図られる」と期待している。

 (共同通信)

写真=ヤマハ発動機が開発した試作車「ハイブリッドコミューター」

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