| Kyoto Shimbun 2002.05.28 News |
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モリアオガエルの危機 救う 網野中環境クラブ 埋め立て池を復元
モリアオガエルは両生類で、五月から六月にかけ水辺の木の枝で泡状の卵塊を作り、産卵する。約二週間でふ化してオタマジャクシになり、水中で成体となって、八月ごろ森に移動する。 環境クラブ(安田潤顧問、十四人)の観察活動は昨年からで、産卵状況を見たり、オタマジャクシを学校に持ち帰って観察記録をつけるなど「命の輝きと環境の大切さを学ぶ」活動に取り組んできた。今年も現地で六十数個の卵塊を確認したが、農業用給水池として利用されていた池(約二百五十平方メートル、深さ約一メートル)が不要になり、今春、埋め立てられたことが分かり、生徒らは驚いた。 産卵された木の下に水入りの箱を置いたり、水たまりを掘ったりするなど応急処置をする一方、安田顧問らを通じて池の復活を広く訴えた。熱意に打たれた地元住民をはじめ町内環境保護グループ「離湖を考える会」(池田龍彦会長)や関係行政機関が積極的に協力。産卵している枝が覆いかかる範囲の池(百二十平方メートル、深さ約一メートル)を重機で掘り、わき水を入れて復元した。新しい池を訪れた生徒たちは「これでモリアオガエルも助かる」と大喜び。安田顧問(53)も「大切な環境が理解してもらえ、子どもたちも豊かな体験が続けられます」と話している。 写真=埋め立てられた池の中から、産卵を確認する生徒ら(今年5月14日) | ||
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