広沢池では毎年、近くの漁業三神宏さん(68)らがコイの稚魚約1万匹を春先に放流し、成長したものをこの時期に収穫している。今年は雨による増水で、予定より3日遅れの作業となった。 午前9時から、三神さんと地元の保津川漁協の組合員ら約20人が、腰まであるゴム長靴で池に入った。1カ月前から徐々に水を抜いた池は水位数10センチに下がり、水面に見えるコイの背びれを追って、手際よく網に追い込んでいた。 今年の漁は例年並みといい、揚げられたコイは体長45センチ、重さ1キロ前後で、なかには60センチ、2.5キロの大物もいた。 作業は17日まで続けられ、約10トンのコイは市内の料亭などに引き取られるほか、一緒に揚がるフナやモロコ、エビとともに池で連日、販売される。 |