シンポジウムは、初めに姓氏研究家・丹羽基二氏が「鬼のつく苗字」をテーマに基調講演。日本に散らばる「鬼姓」200余りを紹介。「おに」はどこから来たかを話した。 丹羽さんは、「おに」は「隠(オン)」が変化したという通説を踏まえ、自説を披露。「『鬼』の字は中国から来たが、『おに』自体は日本古来のやまとことばの中にあったのではないか。また当時は「おに」は悪者ではなく、神に近い存在だったようだ」と分析した。 続いて会場で「鬼姓さん」の意見発表に移った。大阪府寝屋川市の会社員、五鬼助(ごきじょ)義之さん(53)を始め、数人が自らの名前の由来や「鬼姓」にまつまる思い出を披露。「必ず覚えてもらえる」や「間違って読まれる」など、笑いをさそう場面も見られた。 |