販売機を設置したのは、宇治市槙島町の青壮年農家6人でつくる「宇治槙島ふれあいオーナー農園管理組合」(江口喜代嗣代表)。同組合は「消費者と農家との交流を深めよう」と、メンバーが育てた野菜を、契約した消費者に収穫してもらうオーナー農園を昨年始めた。 この農園でできる予備の野菜を、有効に使う方法はないかと、1年がかりで構想を練り、販売機の設置を考えついた。「ただの鉄の箱では趣がない」と、蔵をイメージした民芸調の販売機に決定。材木を切りペンキを塗り、茶色い三角屋根の高さ2メートル30センチ、幅1メートル10センチ、奥行き85センチの「蔵」に仕上げた。 「蔵」の中には、12個のロッカーボックスがあり、200円入れて鍵(かぎ)を回すと扉が開き、入っている野菜が取り出せる仕組み。野菜を入れる買い物袋も付いている。販売するのは旬の野菜で朝取りが原則。ここしばらくは、ダイコンやホウレンソウ、ブロッコリー、ミズナなど冬野菜が楽しめる。 |