Kyoto Shimbun Topics 1996.12.20

桝本京都市長「もっと元気に」アクションプラン発表
216項目で活性化


 京都市の桝本頼兼市長は18日、1999年度までの重点施策をまとめた「もっと元気に・京都アクションプラン」を発表した。桝本市長の1期目4年間を、21世紀の京都への「かけ橋」と位置づけ、その基礎を築くため「ひと」「まち」「産業」「文化」「自然」の5行政分野で活性化を図るとしている。具体的な施策としては計216項目を挙げており、総事業費は約5,500億円と見積もっている。

 今年2月に就任した桝本市長は、7月に市政方針として同プランの骨子を公表、今回はこれに肉付けし本プランとした。

 プランは▽京都元気策▽明るく元気な市役所づくり▽次期長期構想「21世紀・京都のグランドビジョン策定―を柱にしている。現在、検討作業に入っているグランドビジョンの目標期間を、2000から2025年と設定するとともに、京都元気策を同ビジョンにつなぐ施策展開としている。

 5分野の京都元気施策は、先に示した骨子に新たに120項目を追加し、「くらしの課題」「京都の発展に不可欠な事業」「市民とのパートナーシップ」「京都のストックの活用」「21世紀を展望する夢とロマン」の5つの視点で分類。子育て支援の「幼児教育センター」建設、JR山陰線(二条―花園間)の複線化、「景観・まちづくりセンター」整備、「学校歴史博物館」開設、市民と教育を創造する「人づくり21世紀委員会」設置などの事業を列挙している。

 総事業費は、1億円以上の施策について、計画期間内に完成・着手するものを積み上げた。

 市には現在、2000年を目標年次とする基本構想に基づき、「保全・再生・創造のまちづくり」などを掲げる新基本計画がある。同計画と今回のプランとの整合について、桝本市長は「アクションプランは、新基本計画を踏まえつつ、21世紀の京都を展望するため、新たな視点、施策を付加して策定した」と話している。


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