Kyoto Shimbun Topics 1996.12.20

滋賀県、地震「液状化マップ」作製 可能性を予測
調査データを綿密色分け 500メートル四方単位 


 滋賀県は、地震によって液状化しやすい県内地域を示す「液状化マップ」を作成、このほど公表した。これまでの調査結果をデータベース化、より綿密に色分けしており、建築の耐震設計などにも役立つという。

 県は液状化調査のために1982年から5年間、1,800本余のボーリング調査を実施。国や市町、民間企業など47機関から提供を受けたボーリング調査データを加え計4,700本のデータを収集した。

 調査の空白地域には、国土地理院の地形条件と近接地域のデータで、液状化の可能性について推定。500メートル四方の単位で、密度の濃い評価を出している。

 震度5弱―同6強の地震での液状化の可能性を示して、赤色は「可能性が極めて高い」、橙色と黄色が「可能性が高い」、黄色と緑色が「可能性が低い」、水色が「可能性がかなり低い」。

 それによると、液状化の可能性が高いのは、湖岸沿いが多く、明治時代の姉川地震で液状化した場所にも対応している。また、米原町や近江八幡市、守山市、大津市などの一部湖岸、干拓地付近など20地域では、「可能性が極めて高い」となっている。

 県は、各市町村など関係機関に、今回の結果を提供。耐震設計や地震被害の予測、防災計画の見直しなどに役立ててもらうとしている。 


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