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京都市南区の久世子ども文庫(同区久世大藪町、南区役所久世出張所内)が、10年前に書いたオリジナル絵本「久世のむかしばなし」をこのほど復刊し、2千部を作製した。地域の若い母親らの要望にこたえ、絵本の作者である当時の文庫世話人が力を注いだ。世話人らは「復刊本で新しい世代の人に郷土のよさを知ってもらえたら」と話している。
久世子ども文庫は20年前、子どもたちに本を読む機会を与えようと地域の母親らが開設した。市販の児童書の購入、貸し出しに加え、毎年オリジナル絵本を1冊ずつ製作。1986年に9冊分をまとめた「久世のむかしばなし」を自費出版した。
このため文庫開設20周年を記念して、全く同じ内容で復刊した。描かれているのは、久世橋や地元の古寺にまつわる話やキツネにだまされる話など。創刊当時、文庫を運営していた母親(世話人)13人が古老から聞き取った話をもとに創作した。絵は世話人の1人で画家の植松美早さん(55)が担当した。 A4判、64ページ。1冊1,500円で販売するほか市内の公共図書館、児童館、子ども文庫などに計700冊を寄贈する。問い合わせは久世社会福祉協議会 電話075(934)5801へ。 |