Kyoto Shimbun Topics 1996.12.20

被災地の友達からXマスプレゼント
手編みマフラー 亀岡・保津小に届く



贈られたマフラーのプレゼントを
大喜びで受け取る児童たち(保津小)
 昨年1月の阪神大震災の直後に、神戸市から京都府亀岡市の保津小に2カ月間転入していた寺田ゆかりさん(10)から、当時のクラスメート28人全員に手編みのマフラーのプレゼントが届いた。子供たちは、被災地の友達から届いた一足早いクリスマスプレゼントに大喜びしている。

 寺田さんは、震災当時、神戸市の春日野小の2年生だった。震災で同市中央区の自宅に住めなくなったため、祖父母と姉、兄とともに、祖母の実家のある亀岡市保津町に一時転居。昨年1月23日から3月の終業式まで保津小に通った。

 明るい性格の寺田さんは、なわとびなどをして遊び、クラスメートともすぐに打ち解けたが、昨年4月、春日野小に戻った。その後も、手紙のやり取りをしたり、夏休みに遊びに来るなど交流が続いていた。

 マフラーは、寺田さんが祖母と一緒に編んだといい、「神戸も復興に向けてがんばっています」と書かれた手紙を添えて、クラスメート全員分が送られてきた。

 思いがけない色とりどりの毛糸で編まれた暖かいマフラーのプレゼントに、現在は4年生になる児童たちは大喜びで、「早くお礼の返事を出そう」と準備を進めている。


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