工場から大量に出る廃油を有効利用するため、約1千万円で開発した。ストーブ本体は直径30センチの燃焼炉、45センチ四方の放熱部、煙突からなり、全体の高さ1.3メートル。炉内の底に砂の層を設け、バーナーで砂を加熱、底から空気を噴流して砂をかき混ぜ、その上から廃油をたらし燃焼させる「流動床方式」を取り入れた。 廃油には多くの不純物が混じっていて、噴射ノズルから油を噴射させる通常のバーナー方式だと、ノズルに不純物が詰まるため、「流動床方式」を採用した。これまでにも都市のゴミ焼却炉に利用されてきたが、ストーブのような小型の燃焼に採用されたのは全国で初めてという。 かき混ぜることで砂層の燃焼面積が増加。協同組合の人たちは「ストーブで使われているオイルパンやバーナー方式の10倍の熱量が得られ、家庭用ファンヒーター16台分の能力がある」と言っている。ちなみに1台50万円程度で市販するという。 |