Kyoto Shimbun Topics 1996.12.24

綾部5号橋の橋げた完成
京都縦貫道唯一の免震設計採用


丘陵の間に広がる田園をひとまたぎする5号橋
橋げたと橋脚の間に挟まれた地震の揺れを
吸収する特殊ゴム(中央の黒い部分)
 京都府綾部市内で建設の進む京都縦貫道・綾部5号橋(仮称)の橋げた部分の工事がこのほど完了した。同市金河内町から同市坊口町までをつなぐ地震に強い構造の高架橋となった。

 同橋は、丘陵の間に広がる田園をひとまたぎする全長697メートル、幅11メートルの2車線高架橋。ルート上の地盤が、軟弱な部分と固い部分とが入り交じる複雑な地形のため、地震を考慮して京都縦貫道中、ただ1か所免震設計を採用している。

 橋げたと橋脚の間に揺れを吸収する特殊なゴムを挟むことで、阪神大震災と同規模の揺れに耐えられる設計となっている。全長約700メートルのうち、地盤が軟弱な約600メートルの部分に免震設備が施されており、完成すれば国内にある免震設計橋りょうとしては最長となる。

 綾部市と宮津市の間で建設が進む京都縦貫道綾部宮津道路(延長25キロ)は21世紀初頭の完成を目指し、1990年に事業着手。5号橋の橋げたが架橋されたことで工事進ちょく率は46.5%となった。現在、急ピッチで工事が進められている舞鶴大江インターチェンジ―綾部ジャンクション間(13キロ)は、98年3月の開通を目指している。


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