Kyoto Shimbun Topics 1996.12.24

「祇園祭礼図」も紹介 京・さくら銀行文化財展示室
80点集め八幡山展



飾りつけられた八幡山の見送など(京都市
下京区・さくら銀行京都文化財展示室)
 祇園祭の八幡山の見送、銅掛や飾り金具、古文書などを集めた「八幡山展」が、京都市下京区烏丸通烏丸東入ルのさくら銀行京都文化財展示室で開かれている。徳川時代初期の画家海北友雪が描いたびょう風「祇園祭礼図」(京都市指定文化財)なども展示している。

 八幡山は、中京区新町通三条下ルの三条町の山で、山の上に天明年間(1781―88)製作の金ぱくの社を置き、町会所の庭にある八幡宮を勧請して都大路を練り歩く。

 同展には、八幡山に関する約80点を出展。新調復元された懸装品に交じって、1690(元禄3)年の墨書がある「慶寿詩八仙図」、「嬉遊(きゆう)婦女園の図・番(つが)い鳳凰額・中国綴織掛物」「波濤に雲龍文様中国織錦官服」など江戸時代の見送などが展示されている。

 また、後掛「円紋に花尽くし文様・インド更紗(さらさ)掛物」や、1837(天保9)年の欄縁飾鶴文様金具、古文書類なども出展される。「祇園祭礼図」は、還幸祭(7月24日)の様子を細かに描いている。

 同展は2月13日までの午前10時―午後4時。無料。休館は、月曜日と28日―1月5日、同15日、2月11日。


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