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京都大に、総合博物館と国立大初の総合情報メディアセンターを設置する関連予算が24日、来年度政府予算案に初めて計上された。総合博物館は250万点に及ぶ学内の学術資料を保存するとともに、資料のデータベース化などを図る。総合情報メディアセンターはマルチメディア機器を使い最新の情報処理教育や語学教育を行う計画で、ともに京都市左京区の吉田キャンパスに設置される。 政府予算案では、両事業を担当する教官らスタッフの配置が盛り込まれた。来年、創立100周年を迎える京大は4月までに担当者を決め、両施設を運営する組織づくりに取り組む予定。国立大学の総合博物館は、東京大に次いで全国で2番目になる。 総合博物館は、日本最大の縄文時代の人骨コレクションなど理科系の学術資料を集めた「自然史博物館」と、工、農両学部などに残る実験器具を中心に「技術史博物館」を新設し、9年前に完成した文学部博物館と合わせて総合博物館にしようと計画された。 同大学内の資料などは学部や研究室ごとに保管されており、破損や散逸も多いという。総合博物館ではこれらの資料を整理・保管するほか、各学部の資料を網らすることにより、学術交流の輪が広がることも狙っている。 また、資料の展示やデータベース化、講座の開催などにも取り組む計画。事業の着手が予算化されたことで、京大は2つの新博物館が入る施設建設の検討も始める。 総合情報メディアセンターは、高度情報社会に向け、マルチメディアと外国語に熟達した人材を育成するために計画された。 情報処理教育、語学教育、マルチメディア、ネットワーク・遠隔講義の4部門を設置。インターネットなどによるデータ探索や音声、映像を用いた情報処理、マルチメディアを使った双方向会話による語学教育に取り組むほか、大型受像機による遠隔講義も行う。 |