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西陣織会館(京都市上京区堀川通今出川下ル)で1月2日から、「皇室と西陣織―平成の春を寿(ことほ)ぐ」展が始まる。常設展示コーナーの模様替えで、江戸から昭和までの西陣織の粋(すい)を凝らした裂地(きれじ)を中心に、皇室と西陣織の関わりを紹介する。 平安時代に織部司(おりべのつかさ)を通じて、朝廷に織物を献上して以来、西陣地区と皇室との関わりが始まったという。江戸時代には西陣の織人の大舎人(おおとねり)座31人衆から御寮織物司(ごりょうおりものつかさ)6家が選ばれ、朝廷への装束の調達にあたった。 明治維新では官軍の「錦の御旗」が西陣織として知られる。明治後も皇居の洋風室内装飾として織物を納めるなど、西陣織と皇室との縁は深い。 「皇室と西陣織」展では、財団法人・西陣織物館が所蔵する西陣織30点を展示して、こうした西陣織の歴史を紹介する。 展示品の中では、有職裂貼交屏(びょう)風(江戸後期)、錦織皇族旗(大正5年)、皇太子殿下献上卓布(昭和41年)など皇室に納めた織物のほか、日本画家竹内栖鳳の作品を、当時の技術の粋を集めて織物にした千代田城織額(昭和15年)が目を引く。 また、高御座肩裏地(大正4年)、大嘗祭の図織額(同)などがは初めて公開される。来年2月末まで(無休)。入場無料。 |