宇治市会の女性議長も初めてで、共産党の副議長は1981年に退任した川口祐一氏以来15年ぶり3人目となる。 今月8日の市長選に立候補した前議長の辞職に伴い空席だった議長に副議長だった菅野さんが選ばれ、続いて副議長に佐藤さんが選挙で選出された。いずれも32票中19票を獲得、市長与党の推した議員の13票を大きく上回った。 議長選で敗れた吉田明公明議員団長は「(全国初の女性正副議長に)喜んどるわけにはいかんやろ」と渋い表情。同じ与党の自民党・市民クラブの村田正治団長も「信じられない事態」と表情を険しくした。一方、2人の女性を推した宇治民社幹事の山本正市議は「われわれ(野党3会派)10名の代表として菅野議長を、次の8名(共産)の代表として佐藤さんを副議長に推した」と話す。共産も同様にコメントした。 16年続いた池本市政の与党が分裂、それぞれの候補を出し争った今回市長選の「しこりの産物」ともいえる事態に、久保田市長は「女性の社会進出からいえば喜ばしいこと。公式コメントはここまでしか言えない」と口を閉ざした。 菅野多美子氏(すがの・たみこ)75年、宇治市議に初当選。建設水道、総務、決算の各常任、特別委員長などを経て、95年5月から副議長。現在6期目。京都聖母学院高等科卒。宇治市五ケ庄三番割。 佐藤京子氏(さとう・きょうこ)京都市役所勤務を経て、67年、宇治市議に初当選。文教福祉、市民環境、決算の各常任、特別委員長を歴任。現在8期目。京都市立西京高中退。宇治市木幡南山。 |