Kyoto Shimbun Topics 1996.12.3

大谷大 「仏法流伝」CD―ROM製作
経典を映像と解説で紹介 地図や年表を450画面で構成


パソコンで見るCD―ROM「仏法流伝」
 大谷大(京都市北区)は、仏教が経典で伝わった経緯を紹介したCD―ROM(読み出し専用コンパクトディスク)「仏法流伝」を製作した。同大学図書館が所蔵する代表的な経典を映像と解説で紹介。時代、地域別にそれぞれの経典を画面に呼び出せる機能を持ち、仏教伝播を分かりやすく説明している。大学図書館資料のCD―ROM化は初めてという。

 CD―ROM化は、同大学博物館学課程の開設10周年を記念して企画された。これまで資料は図録などでまとめられていたが、電子化、情報化時代の図書館・博物館の在り方の1つとして試みられた。

 「仏法流伝」には古墳時代(4世紀)から江戸時代までの経典33点が収められている。内容は完全な形で残っているものが世界で2つしかない北京版チベット経典、サンスクリット文献、パーリ大蔵経、チベット大蔵経、敦煌写経、重要文化財の漢訳大蔵経。

 CD―ROMは、この経典の写真、解説、仏教伝播の地図、伝来年表など約450カットの画面で構成。年代別やインド、チベット、中国、日本、東南アジアの地域別で経典を呼び出せる。分かりやすい解説に工夫している。また、同大学が開設しているインターネットのホームページでも「仏法流伝」が見られるようにする計画。

 希望者には1枚5千円で販売する。問い合わせは大谷大図書館 電話075(411)8123へ。


前 TOP 目次 次