Kyoto Shimbun Topics 1996.12.6

宮津・今福の滝 隠れた名所 存在アピール
見やすく 行きやすく… 遊歩道など整備


地元の人たちの手で、整備された「今福
の滝」
 京都府宮津市の隠れた名所「今福の滝」=同市今福=をPRしようと、地元の今福自治会(稲垣眞一会長、36世帯)がこのほど、滝周辺の整備に乗り出した。自治会の人たちは「貴重な観光資源を生かして地域の存在をアピールしたい」と張り切っている。

 「今福の滝」は宮津市街地から南へ約3メートル入った今福川の上流にあり、高さ約80メートル。地元の人にはなじみ深く、水量も豊富だが、細い山道を通って行かねばならず、分かりずらいこともあって、訪れる人は少ない。多くの人が行きやすくするため、同自治会が今年8月末から第1次整備に着手してきた。

 今回行ったのは、滝の全体が見えるように、上方部を覆い隠していた木と眺望場所前の木の伐採。遊歩道も下草を刈るなどして通りやすくし、滝つぼ付近には、伐採した丸太を利用して橋をかけた。また、これまで2、3カ所しかなかった案内板を、10カ所に増やし見やすくした。

 自治会は来年春以降、遊歩道を歩きやすくするなど、2次整備を行う計画。稲垣会長は「みんながボランティアでやっているので、整備が終わるまで2、3年かかるかもしれない。それでも、行政などにも協力をお願いして、多くの人に来てもらえる場所にしたい」と話している。


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