Kyoto Shimbun Topics 1996.12.6

鴨川左岸 桜並木 北進へ 府・花の回廊事業
団栗橋一新門前通 改修工事がスタート



桜並木づくりが進められる鴨川河畔の
四条大橋上流付近の完成予想図
 鴨川河畔に桜並木をつくる京都府の花の回廊事業(京都市東山区・三条通―七条通)で、鴨川左岸の団栗橋―新門前通間(500メートル)の改修工事が始まった。このうち、団栗橋―四条大橋間(200メートル)には、新たにシダレザクラやカエデ、ヤマブキなど高低木合わせて2千本を植栽する。

 同事業は、鴨川左岸の川端通沿いに走っていた京阪電車の地下化が完了したのに伴い、1992年から実施している。すでに、七条通―団栗橋間は改修を終えており、春には見事な桜並木となっている。

 今回の改修では、鴨川の川幅を現在より1.5―2.0メートル広げたうえ、川底も下げて大水への備えとするほか、府福祉のまちづくり条例の趣旨を考慮して、車いすで河川敷に下りられるスロープを設置する。

 また、歩道の狭さが指摘されている四条大橋東詰め上流側の京阪四条駅出口付近を拡幅、現在より約2メートル広い5メートル幅の「橋詰めテラス」を設け、四条大橋の新たな憩いの場をつくる。

 改修部分のうち、基礎工事が終わっている団栗橋―四条大橋間は来年3月までに植栽を完了。四条大橋―新門前町間(300メートル)は自然石を使った護岸工事や散策路整備を行い、来年度に植栽する。残る新門前通―三条通間も98年度までに事業を完成させる。

 工事期間中は、歩道と工事現場を隔てる防護柵に竹製の柵を使用、周囲の景観にも配慮している。


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